GeForce4 MXシリーズを搭載する製品としては初めてのPCIビデオカードがVisiontekから発売となっている。製品はGeForce4 MX420ビデオチップと64MBのビデオメモリを搭載した「Xtasy GeForce4 MX 420」で、実売価格は17,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品はGeForce4 MXシリーズ初のPCIビデオカードという以外にもちょっとした特徴を持っている。というのは、基板上に見えるビデオチップとメモリチップをつなぐ配線が複雑に蛇行したりしているのだ。こうした例は各配線の長さを均一化するためによく使われる手法だが、それにしてもこの製品の配線は異様なほど蛇行していて妙な印象を受ける。GeForce4 MX420搭載製品としてはやや価格が高いのが難点だが、AGPスロットのない小型PCなどで、GeForce4 MXシリーズの描画性能や「Accuview Antialiasing」といった独自機能を体感してみたいという人には、現時点ではこの製品が唯一の選択肢となることは確か。“蛇行配線”が気になって仕方がないという人は、自腹を切ってその効果などを確かめてみるのもアリかもしれない。 □Visiontek(http://www.visiontek.com/) |
「根性試し用まな板」の別名で知られる玄人志向の露出型PCパーツ固定用ケース「SEIGI-1GOU(生技壱號)」向けに、ユニークなオプション製品「BOJINKUN」が発売となった。「BOJINKUN」とはその名のとおり、防塵装置のフィルター付きファンを装備した透明アクリルケースで、このケースに「SEIGI-1GOU」を使って組み立てたPCを収納するというもの。筐体が透明アクリル板のため「SEIGI-1GOU」の“露出性”を損なわず、さらに防塵機能を備えているのでケース内にホコリなどが溜まることもないというわけだ。いろいろなパーツを組み替えたりしながら動作実験(=根性試し)が行なえるというのがウリの「SEIGI-1GOU」をケースに入れたら元も子もなくなってしまうような気がしないでもないが、“根性試し”を終えて完成したPCを飾ったり常用したりするという場合には最適といえそうだ。一般家庭での使用だけでなく、イベントなどで「SEIGI-1GOU」にPCパーツを取り付けて展示するといった場面にも有用の製品かもしれない。実売価格は14,600円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 □BOJINKUN(http://www.kuroutoshikou.com/products/bojinkun/bojinkun.html) |
[↑前の記事]: | どこでもメール?メールソフト格納したUSBメモリ「uMailer」が発売に |
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp