ICH4を含む未発表チップセット搭載のPentium 4対応マザー展示中
展示されているのは、真っ赤な基板が印象的なATXフォームファクタのマザーボード。「ウワサのアイツ」と書かれた紙でCPUソケットは隠されているものの、CPUクーラー用リテンションキットの形状などからすると、これはSocket 478である可能性が高い。その一方で肝心なチップセットは裸のまま公開されており、その形状からMCHとICHを組み合わせたIntel製のものであることがはっきりとわかる。
また、ICHのチップ上に「FW82801DB」という、まだ発表されていない最新型ICH4の型番が記されていることから、これが近々正式発表されると言われているIntel製Pentium 4対応最新チップセットであることがわかる。マザーボード上のメモリスロットがDDR SDRAM DIMM用である点、I/OパネルにVGAコネクタがないことなどから、これはFSB 533MHz対応でVGA機能を統合していないi845Eチップセットを搭載した製品と見られる。なお、拡張スロットは、AGP×1、PCI×5、PCI/CNR×1、DDR DIMM×3で、オンボードデバイスとして、PROMISE製のUltra ATA/133対応IDE RAIDコントローラーPDC20276が搭載されている。
同店はこの製品に関する詳細を明かしておらず、予価や販売時期も明らかにしていないが、マザーボードの部品配置などを見る限り、4日(土)に一部ショップで販売されたMSI製のi845Eチップセット搭載Socket 478マザーボード「845E Max2-BLR」とまったく同一。おそらく、すでに各ショップに出荷されている販売用の製品が展示されたものなのだろう。
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【2002年5月4日】i845E/Gチップセット搭載Socket 478マザーのフライング販売、MSIとEPoX
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(AKIBA PC eArena) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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