【 2002年5月4日号 】

RIOWORKSからPentium 4対応キューブ系自作PCキット登場、色はホワイト

RCB-1000RCB-1000
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 今度はRIOWORKSからPentium 4対応キューブ系自作PCキットが登場した。型番は「RCB-1000」。「CUBE-50」「KCF-S868」に続き、これでPentium 4対応キューブ系自作PCキットの3種類目が登場したことになる。

 ただし、メーカー名と製品型番こそ違うものの、今回の「RCB-1000」は先週発売となった恵安の「KCF-S868」と基本的に同じもの。天板にアーチ状ハンドルの付いた独特のPCケースはデザインもサイズも同じで、違うのはフロントパネルがブラックではなくホワイトであるということのみ。PCケースの側面は両者ともに同じシルバーだ。

 中のマザーボードの仕様も同じで、ProSavageDDR P4M266チップセットを搭載し、オンボードデバイスとしてVGAやサウンドはもちろん、LANとUSB 2.0を備える点もまったく同じ。Pentium 4対応キューブ系自作PCキットでは珍しくAGPスロットを備えている点も共通だ。

 恵安の「KCF-S868」シリーズにはシルバー/ブラック/ミラー/ブラック&クリアの4モデルがラインナップされているが、今回の「RCB-1000」のようなホワイトモデルは存在していない。色という点に限れば、明確に両社の製品には違いがあるわけだ。詳細は不明だが、おそらくOEM元は共通で、色の違いで出荷先が分けられているものと考えられる。Socket 370対応のキューブ系自作PCキットでも、ハードウェアの仕様は同じでありながら、色の違うモデルが複数のメーカーから出ており、基本的にこれと同じ背景があるものと見てよさそうだ。

 Pentium 4対応のキューブ系自作PCキットはまだ選択肢が少なく、AGPスロットを備えたキューブ系自作PCキットもまだ珍しい。ハードウェア的な仕様に満足しているのなら、あとは「KCF-S868」か「RCB-1000」か、色の好みで選べばいいだろう。実売価格は48,500円~49,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

□RIOWORKS
http://www.rioworks.com/
【2002年4月27日】
Pentium 4対応キューブ系PC自作キット第2弾「KCF-S868」シリーズ発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020427/kcfs868.html

 (RIOWORKS RCB-1000 )

[撮影協力:コムサテライト3号店OVERTOPフェイス秋葉原本店]


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