DVDメディアのバックアップを取りたいと考えているユーザーに朗報だ。デュプリケート機器メーカーのWytron TechnologyからDVD/CD両対応の5インチベイ内蔵型ハードウェアデュプリケーター「DVD-2000」が発売となった。実売価格は54,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「DVD-2000」はライティングソフトなどを必要せず、搭載しているコントローラチップがドライブを直接制御を行なうというハードウェアタイプのDVD/CDデュプリケーターで、DVDメディアに対応した製品がアキバに登場したのは今回が初めてだ。「DVD-2000」の基板上には8つのIDEコネクタを装備し、マニュアルに表記されている仕様によれば最大7台のDVD-R/RWを接続して1枚のDVDメディアを同時に3枚までのDVD-R/RWメディアにコピーできるという。また、基板上はIDEコネクタやコントローラチップなど多数の部品が載っているが、フロントパネルは動作状況などを示す液晶画面と「MODE」「GO」のボタンを備えるのみというシンプルなものになっている。価格的にも業務用途という印象の強いこの製品だが、DVD-Videoに記録した自作の映像作品をイベントで大量に配布したいというクリエイターなどは導入を検討する余地はありそうだ。 □DVD-2000(http://www.wytron.com.tw/dvd-2000.html) |
FSB 533MHz版Pentium 4の発売やSocket 478版Celeronの格安デビューで世間が騒がしくなる一方で、売る方としてはいわゆる旧型Pentium 4の販売をどうするかで頭を悩ましているようだ。Pentium 4に限らずCPUは話題が最新モデルに集中しがちで、値下がりのスピードも早いため、いったん旧型の部類に組み込まれると商品としての回転スピードは急激に鈍くなり、下手をすれば一気に“不良債権化”してしまう危険な性質を持つ。渦中のPentium 4でいえば、一世代前にあたる0.18μm製造で2次キャッシュが256KBのWillametteコアを採用したPentium 4 1.50GHz~2.0GHzがまさにその危機にある。ほぼ同じクロックの最新Northwoodコアを採用したPentium 4との価格差もあまりないことから、このまま在庫していてもリスクは高まるばかり。そこで、一部のショップではちょっと変わったキャンペーンをスタートさせている。LAOX PC・DO SHOPが始めたもので、WillametteコアのPentium 4購入者限定でIntelグッズを抽選でプレゼントしてくれるという。面白いのは、その中にPetnium 4ロゴ入りポロシャツやIntel製トイデジカメなどに混じって、ウケ狙いとしか思えない「Willamette」という名のキャンディまで含まれていること。これはIntelオリジナルではなく、ロッテ製の市販キャンディで、Willamette地方のペパーミントを配合しているということでその名がつけられたもの。抽選でハズレた場合の商品で、キャンディの標準価格は120円。売る側もアイデア捻出で必死な様子が伺えるが、さてうまくいくのかどうか。
□Willametteキャンディ(http://www.lotte.co.jp/products/cy02.html) |
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