【 2002年5月11日号 】

PCケースの内部をライトアップする?ユニークな照明キットが発売に

ひかりものひかりもの
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 見えない部分のおしゃれというべきか、あるいはPC用インテリアというべきなのか、どういうわけかPCケース内部をライトアップするという変わったアイテムがPCパーツショップに出回り始めている。

 ひとつはタイムリーの「PC NEON STRING」という製品で、その名のとおりケーブル状の色付き発光体に透明な皮膜が被せられたもの。折り曲げるなどして変形させることが可能なので、PCケース内部で電源ケーブルに巻き付けたり、PCケース外に引き出して通風孔の溝に通したりするなど配線は自由自在。発光時にケーブルが熱を持たないのも特徴のひとつだ。単純にインテリアとしても使えそうだが、暗いPC内部のメンテナンスをする際の簡易的な照明としても使えるかもしれない。発光寿命は約8,000時間。発光体の色は赤、緑、青の3色で、実売価格は各色とも4,380円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 もうひとつの製品は、創朋の「COLD CATHODE LIGHT KIT」で、こちらはネオン管のように独特の光を発するスティック状の発光体だ。さすがに曲げたりすることはできないが、発光体の両端に固定用の両面シールが付いているのでPCケース内の上部や側部などに貼り付けて利用できる。電源スイッチや簡易インバーターなどが付属し、装置としては「PC NEON STRING」に比べるとやや大掛かりだが発光は強く、また発光寿命も約15,000時間と長いので、中が丸見えのアクリル製PCケースなどでPCの内部を明るく見せる場合などに最適といえそうだ。こちらもカラーは赤、緑、青の3色で、実売価格は各色とも4,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、似たような製品として、グロウアップ・ジャパンからも「AS-1B」という製品が出ている。実売価格は3,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 装飾用のアクセサリとしてはやや値段が高めだが、これらの製品を取り付けると、PCの見た目が格段にアップするのは確かだろう。PCを派手にデコレーションしてみたり、あるいは実用的な照明として利用してみたり、使い方はユーザー次第だ。

 最近はPCケースを中心にPCパーツもデザイン性が求められる傾向にあるが、どうせならPC内部もライトアップしてみてはいかが?

□タイムリー
http://www.timely.ne.jp/
□創朋
http://www.soho-jp.com/
□グロウアップ・ジャパン
http://www.gup.co.jp/

 (タイムリー PC NEON STRING)
 (創朋 COLD CATHODE LIGHT KIT)
 (グロウアップ・ジャパン AS-1B)

[撮影協力:RockValley]


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