初のUltra320 SCSI対応HDD「Cheetah X15 36LP」がSeagateから登場
今回登場したUltra320 SCSIモデルは、既に発売されているUltra160 SCSIモデルの上位にあたるもので、製品名がUltra160 SCSIモデルと同じ「Cheetah X15 36LP」となっている点に注意が必要だ。型番の末尾4桁が「32LW」「32LC」となっているのがUltra320 SCSIモデル(Ultra160 SCSIモデルは「52LW」「52LC」)と覚えておくとよいだろう。
さて、初のUltra320 SCSI対応HDDとなった「Cheetah X15 36LP」だが、Ultra160 SCSIモデルと同じ流れを汲む製品ということもあり、基板デザインや「ホームベース型の金属カバー」などの外見的な部分に大きな変更点は見られない。インターフェイスの形状も従来のUltra160 SCSIやUltraWide SCSIなどと互換性が取られているため違いはなく、ラベルに書かれている「ULTRA320」の文字以外に見た目でUltra320 SCSI対応HDDであることを大きくアピールするような部分はとくに見当たらない。
ドライブ本体のスペックは、スピンドル速度が15,000rpm、バッファ容量が8MB、内部転送速度が57MB/s~86MB/s、平均シークタイムがリード時3.6ms、ライト時4.0msなど、こちらもUltra160 SCSIモデルとほぼ同様で、この製品の実質的な特徴は「Ultra320 SCSIに対応している」という点のみといえる。最大320MB/sという転送速度を誇るUltra320 SCSI対応HDDのスペックとしてはやや物足りない感じがするのは否めない。
また、Ultra320 SCSI対応をうたうSCSI対応ケーブルやターミネータは現在出回っていないが、販売を行なっているBLESSストレージ館によると「Ultra320 RAIDカードにUltra160 SCSI対応ケーブルとターミネータを組み合わせて今回のドライブを使用したところUltra320 SCSI HDDとして認識された」とのこと。
性能面のスペックがUltra160 SCSIモデルと変わらないということで派手さは欠くが、初のUltra320 SCSI対応HDDという点では注目に値する製品といえる。とはいえ、まだUltra320 SCSIインターフェイス対応カードが一般的に幅広く販売されていない現時点としては、本格的にUltra320 SCSI環境が利用できるようになるのはもう少し先の話となりそうだ。
なお、Ultra320 SCSIインターフェイス対応カードについて同店では「最初に入荷する製品は9月ごろで、メーカーによっては年末ごろになるところもある」という。
□Cheetah X15 36LP(Seagate)
http://www.seagate.com/cda/products/discsales/enterprise/family/0,1086,379,00.html
□関連記事
【2002年4月6日】初のUltra320 SCSI対応カードが登場、LSI Logic製のプロトタイプ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020406/etc_ultra320scsi.html
【2001年7月7日】ST336752LW/ST336752LC(今週見つけた主な新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010707/ni_i_hd.html#x1536
(Seagate Cheetah X15 36LPシリーズ) |
[撮影協力:BLESSストレージ館]
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