【 2002年5月18日号 】

TEACからドライブ用カラーベゼルが単体で発売、派手なミラータイプも

カラーベゼルカラーベゼル
カラーベゼルカラーベゼル
カラーベゼルカラーベゼル

 PCの見た目にこだわるという人には注目のニュースだ。TEACブランドのティアックシステムクリエイトから同社製CD-R/RWドライブ向けの交換用カラーベゼルマスク「FBM-RW1」が発売された。カラーはホワイト、ブラック、シルバー、そしてミラーの4色で、実売価格は各色とも1,250円~1,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 アキバではこれまでにもこの手のカラーベゼルがバルク品などとして販売されることはあったが、ドライブメーカーからのリテールパッケージ品でこれだけ豊富なカラーバリエーションが用意されたというのはこれが初めて。また、ドライブメーカーの純正品ということで、安定供給が期待ができそうだ。最近は人気のキューブ系自作PCキットで採用される本体色の種類も増えつつあるだけに、「FBM-RW1」はなかなかタイムリーな製品といえるだろう。

 そして、カラーバリエーションのひとつに鏡面加工の「ミラー」が用意されているのもこの製品の特徴だ。最近発売された恵安のSocket 478対応自作PCキット「KCF-S868-MS」や星野金属の自作PCキット「MIRAGE」シリーズといった、フロントパネルが鏡面加工されているPCケースにまさにうってつけといえる。

 この製品はドライブの標準ベゼル上に貼り付けて利用するもので、パネル部とイジェクトスイッチ部、トレイ部の3パーツ構成になっている。ベゼル貼り付け後もアクセスLEDが確認できるように工夫されており、黒、白、シルバーモデルには透明なLED確認部が用意されている。鏡面モデルは一見、そのようなLED確認部がないように見えるが、実際にはLED部分のみLED光が透過する構造になっているため、同様にLEDを確認できる。なお、貼り付け後はボリュームとイヤホンジャックは利用不可になるので要注意だ。

 販売されている状態では保護シートが貼られているため、光沢もそれほどなく、一見すると傷や汚れがあるようにも見えるが、保護シートをはがすとつやのある表面が確認できる。

 当然「FBM-RW1」が利用できるのは「CD-W540E」「CD-W524E」などといった同社製のCD-R/RWドライブに限られるわけだが、逆に言えば対応CD-R/RWドライブさえ購入してしまえばカラーは4色から選り取り見どりということになる。CD-R/RWドライブの色を手持ちのPCケースと合わせたいというルックス重視の人は、同社製の対応ドライブを購入するのも一つの手かもしれない。

□FBM-RW1(ティアックシステムクリエイト)
http://www.tsc.teac.co.jp/prod/cdr/fbmrw1.html

 (TEAC FBM-RW1)

[撮影協力:コムサテライト2号店TSUKUMO eX.]


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