ディスク回転数を2倍にアップすることでデータ転送速度を向上させたというUSB接続の外付けFDD「LFD-31U2」がロジテックから発売された。実売価格は7,799円~8,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「LFD-31U2」はディスク回転数が一般的なFDDの2倍にあたる600rpm(1.44MBメディア使用時)となっているのが特徴で、同社の実測データによれば、Windows Me環境下での1MBのファイルの転送にかかる時間が、読み込み時18秒(標準側FDDは42秒)、書き込み時23秒(同45秒)に向上しているという。対応OSがWindows XP/2000/98/98SE、Windows CE 3.0、Windows Powered Handheld PC 2000、Mac OS Xなどと幅広いのも特徴。MOやCD-Rなどが広く普及したことでリムーバブルメディアとしてのFDは廃れつつあるが、いまでも大半のPCが標準でドライブを装備しており手軽に使える記録メディアであるということも事実だ。データの受け渡しなどにFDを活用しているといったユーザーは導入を検討してみてはどうだろうか。 □LFD-31U2(http://www.logitec.co.jp/products/fdd/lfd31u2.html) |
PCI接続のUltra ATA/100対応IDEインターフェイスカードに2.5インチHDDを搭載するというユニークな製品「PCI DISK CARD」がプリンストンテクノロジーから発売となった。製品ラインナップはHDD容量が40GBの「PHDPCI-40」、30GBの「PHDPCI-30」、20GBの「PHDPCI-20」の3モデルで、実売価格は29,800円~44,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。この製品は、ドライブベイなどを使わなくともPCIスロットに挿すだけでHDDが利用でき(起動ドライブとしても使用可能)、さらに搭載する2.5インチHDDの電源はPCIバス経由で供給されるためケーブル類の接続も一切不要というなかなかの優れモノ。ちなみに、1年以上前にシステムトークスからも同様の製品「Ultimate C:」が発売されたが、その後は在庫ショップも減り入手しにくい状況が続いていた。2.5インチHDDを搭載するだけにさすがにLowProfileサイズには対応していないが、内部スペースに余裕がなくケーブルの取り回しが難しいキューブ系ケースやスリムケースなどでHDDを増設したいという場合に有効といえるだろう。もちろん、IDEケーブルを利用することで別のIDEデバイスを2台まで接続して使うことも可能だ。 □PCI DISK CARD(http://www.princeton.co.jp/new_site/product/pcidiskcard.html) |
光る電源の発売で一躍脚光を浴びたAntecは、ほかにもいろんな光モノを開発しているらしい。その証拠に、USER'S SIDE本店では、Antecの製品として今度は3色に光る8cm角ケースファンの発売を予定しているという。同店が入手しているサンプルを見たところ、全て透明プラスチックでつくられたファンの周囲に赤と青と緑のLEDのついたフィルム状ケーブルが巻きつけられたもので、電源を投入すると3つのLEDが常時点灯、回るファンで光が拡散し、どこか幻想的なイメージのイルミネーション効果を生み出す。いったいこれに機能としての合理的な採用理由があるのかどうかはわからないが、とにかく見た目でインパクトの強い製品であることは確か。光る電源とセットで使用すると、部屋中がそれだけで明るくなってしまいそうだ。製品名は「80mm TriLight Fan」で予価は1,980円とのこと。入荷予定は6月中旬。 □Antec(http://www.antec-inc.com/) |
省スペースPCで多機能性とパフォーマンスを同時に追求しようとするユーザーにとっては見逃せないビデオカードがAOpenから登場した。「A85-DVC64」というビデオカードで、LowProfile対応でありながらビデオ入力機能も持っているというのが特徴。ビデオチップはRADEON 8500LE(230MHz版)を搭載し、2D表示はもちろん3D表示のゲームでも十分な性能を持つ。ビデオメモリはDDR 64MB。入出力コネクタの構成も充実しており、VGA×1+DVI-I×1+ビデオ入力×1+ビデオ入出力×1と豊富。ただし、全てのコネクタを利用するにはブラケットを2つ利用することになるので要注意(VGAコネクタを使わなければ1つで済む)。また、DVI-VGA変換コネクタも付いているので、使い方はユーザー次第でいろいろありそうだ。多機能な分、LowProfile対応にしてはややカードの背が高く、ケースによっては入らない可能性があるのが難点。現時点でLowProfile対応ではもっとも高機能なビデオカードであることは確かだろう。実売価格は17,680円~19,799円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと) □AOpen(http://www.aopen.co.jp/) |
夏も間近に迫って“季節モノ”ということなのか、なんとも涼しげなマウスが発売になった。イルカまたはペンギン型のマスコットがマウス内部に組み込まれた水槽で浮かんでいるというユニークなホイール付きマウスで、その名も「AquaFun Mouse」という。1年前の同時期には「くじらくん」という、クジラがマウス内部で浮いている製品が発売されて話題になったが、これとコンセプトはよく似ている。面白いのは、水槽部が拡大レンズとしての機能を持ち合わせていることで、確かにマウスの真下にある文字が拡大されて見えるようになっている。ただし、実際にはイルカとペンギンのマスコットが邪魔になってしまい、あまり実用的とは言いがたく、このあたりはご愛嬌といったところか。マウス本体手前の水槽部は液体が入っているために、触れているとひんやりして気持ちがいいので、どちらかというとこちらのほうが実用的かも知れない。USB接続のホイール付きマウスで、センサーはボール式。実売価格は1,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。 |
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