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AGPをPCIに変換するアダプタが玄人志向から登場、ただし条件付き
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「CHANGE-AGP2PCI」は、変換基板にAGPビデオカードを挿してそれをさらにマザーボードのPCIスロットに挿すという、いわゆるCPUで言うところの“ゲタ”のようなもの。こうした構造から利用できるのはLowProfileサイズのAGPビデオカードに限られ、さらにもう一つ条件としてビデオカードの信号インターフェイスが3.3Vに対応することが挙げられている。つまり、多くのSocket 478マザーボードなどで利用できるAGP 2.0(1.5V)ではなく、旧型のAGP 1.0対応のビデオカードのみが「CHANGE-AGP2PCI」で使えるというわけだ。なお、装着時はビデオカード側のブラケットを外す必要がある。
それにしても、POPに書かれている「PC/AT互換機動作不可!!」の文字はなかなかインパクトが強い。まさに「キワモノシリーズ」ならではといえるが、製品のパッケージには「マザーボードのオンボードでPCIデバイスナンバ0が使われていないこと」「環境によっては割込などを手動で設定する必要があります」という“ヒント”とも取れる注意事項が書かれている。どうやらこれはNECのPC-9821シリーズ系で使うことを前提とした製品らしい。なお、設定可能なジャンパが3つ存在しているが、これは電源供給をPCIバス経由にするかアダプタ上に設けられた4ピン外付けコネクタから行うかの設定と、割り込み信号(INTA#~INTD#)の設定を行うためのもので、Webサイト上に設定表が公開されている。
「キワモノシリーズ」だけに自作初心者にはオススメできないが、実験好きの“人柱”にとってはまたとない楽しみがいのある製品といえるだろう。実用的というよりは、トラブルもひっくるめて楽しめるくらいの余裕のある、まさに“玄人”向けのアイテムといったところかもしれない。
□CHANGE-AGP2PCI(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/agp2pci/agp2pcifset.html
![]() | (玄人志向 CHANGE-AGP2PCI) |
[撮影協力:コムサテライト1号店とコムサテライト3号店]
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