【 2002年6月8日号 】

GeForce4 MX420でありながらDDRメモリを搭載するビデオカード発売

Tornado GeForce4 MX420Tornado GeForce4 MX420
Tornado GeForce4 MX420Tornado GeForce4 MX420
G4MX420D-TG4MX420D-T

 GeForce4 MX420ビデオチップに本来サポートしないはずのDDRメモリを組み合わせたというユニークなビデオカードが2製品登場している。ひとつはInnoVISION製の「Tornado GeForce4 MX420(MX(420)TV DDR 64MB AGP)」で、もうひとつはMSI製の「G4MX420D-T」。実売価格は「Tornado GeForce4 MX420(MX(420)TV DDR 64MB AGP)」が9,470円~9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、「G4MX420D-T」が9,970円~10,979円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 NVIDIAの公式仕様ではGeForce4 MX420がサポートするビデオメモリはSDR SDRAMのみで、DDR SDRAMをサポートするのはGeForce4 MX440以上とされている。しかし「Tornado GeForce4 MX420」のパッケージには「Powered by nVIDIA GeForce4 MX420 64MB DDR DRAM」「MX(420)TV DDR 64MB AGP」と書かれたシールが貼られており、また製品の基板を見てもHynix製のDDR SDRAMチップ「HY5DV281622AT-5」が4個、計64MB分搭載されているのが確かに確認できる。「G4MX420D-T」に関しても、パッケージに「GeForce4 MX420」「64MB DDR」と明記してあり、基板上にはSAMSUNG製のDDR SDRAMチップ「K4D28163HD-TC50」が4チップ搭載されている。

 実際のメモリ帯域幅や動作クロックが不明なため、標準仕様のGeForce4 MX420ビデオカードより描画パフォーマンスが高いかどうかなどは分からないが、搭載メモリがハイスペックな分お買い得の製品であることは間違いない。

 純粋にDDR SDRAM搭載によるパフォーマンスの高さを期待するのもよいが、NVIDIAの公式仕様と異なるイレギュラーなビデオカードということで、コレクターズアイテムとして確保しておくのもアリかもしれない。

 なお、GeForce4 MX420搭載ビデオカードでDDRメモリを搭載した製品は、4月の段階で実は先にASKセレクトブランド/GAINWARD製の「ASGW-MV420VO64」という製品が出ている。発売元の製品資料ではSDR SDRAMとなっているものの、発売当時の製品を店頭で直接確認した限り、この製品には「K4D28163HD-TC50」というSAMSUNG製のDDR SDRAMチップが載っていた。

□InnoVISION
http://www.inno3d.com/
□Micro-Star International
http://www.msi.com.tw/
□関連記事 【4月6日】ASGW-MV420VO64(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020406/ni_i_vc.html#asks420

 (InnoVISION Tornado GeForce4シリーズ)
 (MSI G4MX420D-T)

[撮影協力:コムサテライト3号店TSUKUMO eX.]


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