そのほかの拡張カードの新製品 2002年6月29日号

※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。


【そのほかの拡張カードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

そのほかの拡張カード
|玄人志向 USB2.0V2-PCI
(USB2.0インターフェイスカード,VT6202
 ,PCI)
1,899あきばお~参號店3F
1,980コムサテライト1号店
1,980コムサテライト2号店
1,980コムサテライト3号店1F
写真写真
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  VIA製コントローラチップを搭載した玄人志向版USB 2.0インターフェイスカードの「出直しモデル」。

 6月上旬の発売直後にウイルス混入が判明して全品回収/販売終了となった同社 USB2.0V-PCIとほぼ同じスペック/価格帯の製品で、「VIA製USB2.0コントローラ VT6202を搭載した唯一の単体インターフェイスカード」「USB 2.0カードとしては安価」という特徴も受け継いでいる。

 主な違いは製造元がIwillになったことと、基板デザインが変更され、コネクタ数が外部3+内部1から外部2+内部1となったこと、新たにMacafee製アンチウイルスソフトが付属するようになったことなど。Macafee製アンチウイルスソフトはドライバCD内に収録されている。

 販売終了となったUSB2.0V-PCIについては、現在も玄人志向が全数回収を目指して回収/交換を呼びかけており、交換方法や対策に関する告知などを行っている。また、7月6日(土)には玄人志向主催の「ウィルス撲滅キャンペーン」がフェイス店頭で実施される予定。

□チェック/交換方法の告知(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/release.html
□ウイルス混入問題に関する報告書(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/usb2v.pdf
□ウィルス撲滅キャンペーンに関する告知(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/whats_new.html
□関連記事
【6月8日】USB2.0V-PCI(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020608/ni_i_ic.html#kusb20v
【6月15日】玄人志向の最新USB 2.0カードにウイルス混入が判明、回収・交換へ
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020615/etc_usb20v.html

[撮影協力:コムサテライト2号店コムサテライト3号店]

|玄人志向 SE64-IDE
(HDD暗号化/保護カード,PCI
 ,X-Wall SE-64)
9,580コムサテライト3号店2F
9,800PS/PLAZA WAKAMATSU
9,800コムサテライト1号店
写真写真
写真写真
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 HDDに書き込むデータを専用チップで暗号化し、さらに付属のハードウェアキーでHDDへのアクセスを制限できるというセキュリティ保護用PCIカード。

 ハードウェアキーはアクセス時の「鍵」となる64bitの乱数が入っているもの。このハードウェアキーをカード上の専用ソケットに挿入しておくことで、HDDへの全書き込みデータがリアルタイムに暗号化される仕組みになっている。読み込み時には同じくリアルタイムで復号化されるため、「見た目上は普通に利用していても、HDD上のデータは暗号化されて保護される」ということになる。ハードウェアキー未挿入時にはHDDへのアクセスがブロックされるほか、HDDを他のPCに差し替えてもデータ自体が暗号化されているためハードウェアキーなしでは内容確認ができないという特徴もある。起動用HDDに利用できるのも大きな特徴。

 ハードウェアのインストール方法は、任意のPCIスロットに挿入後、IDEケーブルの配線をマザーボード~SE64-IDE~HDDとなるように変更する、といったもの。特にドライバソフトをインストールする必要はない。対応インターフェイスは「Ultra ATA/100」とされているが、暗号化/復号化をリアルタイムで行なうため実質的な転送速度は66MB/sになるという。

 基板は一見IDEインターフェイスカードにも見えるもので、Enova Technology製の暗号化/復号化チップ「X-Wall SE-64」やハードウェアキー用コネクタなどが搭載されている。

 ハードウェアキーのコネクタはIEEE-1394と同じ6ピンコネクタを利用したものだが、インターフェイス自体は異なるもので、もし誤ってIEEE-1394機器をこのコネクタに接続した場合、カード上のブザーが鳴って知らせてくれるという機能もある。

 暗号化方式はDES。

□X-Wall SE(Enova Technology)
http://www.enovatech.net/

[撮影協力:コムサテライト1号店PS/PLAZA WAKAMATSU]

|Intel SRCMR
(RAIDコントローラカード
 ,Intel SCB2/SDS2用オプション)
37,800USER'S SIDE本店
写真写真
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 Intelの一部サーバ向けマザーボードのみに対応したRAIDカード。

 マザーボード上のSCSIインターフェイスを使ってRAIDを実現する製品で、ボード上にはRAIDコントローラのi80302と32MBのメモリのみが搭載されている。

 接続インターフェイスは64bit/66MHz PCIで、対応マザーボードはDual Socket 370対応のサーバ向けマザーボードであるSCB2とSDS2。

□関連記事
【3月16日】SDS2(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020316/ni_i_m3.html#sds2

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


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