プレクスターからUSB 2.0対応のコンボドライブなど2機種が登場

　ノートPCやスリムタイプのPCなどに最適といえそうなUSB 2.0インターフェイス対応外付けドライブ「PX-208U/NE」「PX-W4012TU/NE」の2機種がプレクスターから発売となった。

　「PX-208U/NE」はメタリックブラックの薄型ボディが特徴的な外付けCD-R/RW＋DVD-ROMコンボドライブ。同社のコンボドライブというと5月に登場したATAPI接続の内蔵ドライブ「PX-320A/BS」が記憶に新しいが、それに比べるとこの製品はDVD-ROMリード、CD-Rライト、CD-RWリライトがそれぞれ最大8倍速、CD-ROMリードが最大24倍速（いずれもUSB 2.0接続時の速度）とやや速度面では劣るものの、本体サイズは幅141mm×高さ22mm×奥行き171mmとなかなかコンパクトだ。また、バッファ容量は2MBで、バッファアンダーランエラー防止機能にはBURN-Proofを搭載している。

　付属品は縦置きスタンドやACアダプタ、ライティングソフトの「neroEXPRESS」、DVD-Video再生ソフトの「PowerDVD XP」など。そのほか、新作の映画やDVDソフトの予告編など約60分を収録したという同社特製DVD-ROMの「DVDシネマクリップ」が付属しているのがユニークだ。この「DVDシネマクリップ」は期間限定の特典と思われるので、購入するなら早いうちがよいかもしれない。実売価格は26,800円～29,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　もう一方の「PX-W4012TU/NE」は、コンパクトな「PX-208U/NE」とは異なり5インチの内蔵ドライブよりやや大きめといったサイズの外付けCD-R/RWドライブ。ヘアライン加工されたアルミ製の銀色のボディにブラックのベゼルという組み合わせが印象的だが、アルミボディの採用により高い放熱性と耐振／耐久性を、ブラックトレイの採用により記録品質の向上をそれぞれ実現できたとしており、単に見た目の良さだけで終わってないところはさすがだ。

　ドライブの性能はCD-Rライトが40倍速、CD-RWリライトが12倍速、CD-ROMリードが40倍速（いずれも最大速度）。これらのほか、記録時のドライブ回転制御方式にZone CLVを採用している点や、バッファアンダーランエラー防止機能のBURN-Proof、レーザー出力を制御するPoweRec-II、VariRecを搭載する点などもATAPI接続の内蔵ドライブ「PX-W4012TA/BS」と同様で、いわば「PX-W4012TU/NE」は「PX-W4012TA/BS」の外付け版といったところだ。なおソフトウェアは、ライティングソフト「neroEXPRESS」、パケットライトソフト「InCD」が付属している。実売価格は20,500円～21,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　両製品とも最新のUSB 2.0インターフェイスに対応しているのはもちろんのこと、見た目を重視したデザインになっているのも大きな魅力だ。CD-R/RWドライブ関連の製品では品質に定評のある同社だが、今後は性能だけでなくルックスの点でもほかをリードする役目を担うかもしれない。

□PX-208U/NE／PX-W4012TU/NE（プレクスター）
http://www.plextor.co.jp/news/px-208u/
http://www.plextor.co.jp/news/px-w4012tu/
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	（プレクスター PX-208U/NE）
	（プレクスター PX-W4012TU/NE）

[撮影協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店]

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