Athlon MP 2100+リテール版発売、CPUパッケージは緑と茶の2種類
最新モデルということで、CPUコアが最新のThoroughbredコアになっているのではないかと期待してしまう人も多そうだが、実のところは従来どおりのPalominoコアだ。CPUコアの物理的な形状やサイズを見てもPalominoそのもので、マーキングされているOPN(Ordering Part Numbers)も「AMP2100DMS3C」となっており、モデルナンバーを示す項目以外は従来と変わっていない。
動作クロック以外は内部的に変わりはないものの、なぜかCPUパッケージ(基板部)の色が緑色と茶色の2種類出回っているところが興味深い。CPUパッケージの色は先にAthlon XPが2色混在状態になって久しいが、一部を除いてAthlon MPはこれまでほとんどが茶色であり、緑色の製品というのは珍しい。
Athlonシリーズの色が混在状態になったのは2001年12月からで、少なくともAthlon XPに関しては、その時点でAMDが「2002年上半期までに全て茶色から緑色になる予定」とコメントを出してはいるが、現在でも2色混在は変わっていない。また、最新のThoroughbredコアを搭載した製品も“旧型”の茶色が先に出ているというのが実状。
同じモデルのリテールパッケージでCPUの色が違うというのも妙だが、この様子だとAthlon MPもこれからかなりの間、2色混在になることは必至のようだ。この点は予備知識として頭に入れておいたほうがいいかもしれない。
□Athlon MP 2100+(日本AMD)
http://www3pub.amd.com/japan/news/prodpr/nr22069.html
□関連記事
【2001年12月8日】謎の「緑色Athlon XP」が突如デビュー、パッケージの色が茶ではなく緑
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011208/etc_athlongreen.html
(AMD Athlon MP 2100+) |
[撮影協力:高速電脳とUSER'S SIDE本店]
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