HighPoint製Serial ATAカードの4ch版が発売に、変換アダプタも4つ
「RocketRAID 1520」と「RocketRAID 1540」の基本スペックの違いはHDDの接続数で、前者が2ch(HDD 2台接続)だったのに対し、後者は4ch(HDD 4台接続)と倍化している。これは後継モデルという位置づけではなく、従来からのRAIDカードがそうであるように、HDDの接続対応数の違いで多モデル化してラインナップを広げようという戦略で産まれた上位モデルの製品だ。
なお、今回の製品でも既存のIDE-RAIDコントローラーにMarvell製のSerial ATAブリッジチップ88i8030を追加してSerial ATAに対応するという構造になっている。RAIDコントローラーは「RocketRAID 1520」がHPT372Aだったのに対して、「RocketRAID 1540」ではHPT374になっているという違いがある。
Serial ATAのポートに従来のIDEデバイスを接続するための変換アダプタ「RocketHead 100」が付属している点は従来同様。今回は4chの製品のため、アダプタも4つ同梱されている。現状ではSerial ATA対応のHDDは発売されていないため、このアダプタを使って従来のHDDを接続して運用する以外に使い道はない。
HighPointのアナウンスでは、今のところSerial ATA対応のRAIDカードは「RocketRAID 1520」と「RocketRAID 1540」という2モデルしかないことになっているが、今後6chや8chのモデルも出てくる可能性も考えられそうだ。
□Serial ATA RAID(HighPoint Technologies)
http://www.highpoint-tech.com/sata.htm
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【2002年7月19日】Serial ATAに対応したRAIDカード「RocketRAID 1520」が発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020719/serialatarai.html
(HighPoint RocketRAID 1540) |
[撮影協力:コムサテライト3号店とテクノハウス東映]
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