Maxtorから2シリーズ目の80GBプラッタ搭載HDD登場「DiamondMax 16」
先に登場している「Fireball 3」は旧Quantumの製品シリーズ「Fireball」を名前に冠した製品だったのに対し、今回の「DiamondMax 16」はその名のとおりMaxtor直系ともいえる「DiamondMax」シリーズに属する製品で、外観も「DiamondMax」シリーズのそれを受け継いでいる。
「DiamondMax 16」に関する正式発表はまだないため「Fireball 3」と同様に公式なスペックは不明だが、ショップ向けにアナウンスされている仕様によると、プラッタ容量は80GB、モーターが流体軸受けタイプ、キャッシュ容量は2MB、スピンドル回転数は5,400rpm、などとなっているという。
これまでに登場している「Fireball 3」はプラッタ容量を最大まで活かしきっていない容量40GB以下のモデルのみだったが、「4R080L3」はプラッタ容量と等しい80GBの容量が利用できるようになっているのが注目すべき点だろう。動作音のレベルは不明だが、プラッタ枚数は1枚と思われるだけに動作音の低さについても期待できそうだ。
ただ、新製品には目がないというマニアックなユーザーを除けば、公式仕様が明らかになっていないというのは気になるところ。先に登場している「Fireball 3」も含めて「DiamondMax 16」の早期の正式発表が行なわれることを期待したいところだ。
なお、代理店経由のリテールパッケージ品を販売しているショップがあるほか、BLESSストレージ館のようにサンプル評価版という扱いで販売している例もある。同店によれば、このシリーズには容量30GB/40GB/120GBのモデルも存在するとのこと。ただし、これらモデルの入荷時期については現時点では未定という。
□DiamondMaxシリーズ(Maxtor)
http://www.maxtor.com/products/DiamondMax/DiamondMax/default.htm
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【2002年8月3日】60GBと80GBプラッタを搭載した未発表のHDD「Fireball 3」が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020803/fireball3.html
(Maxtor 4R080L3) |
[撮影協力:BLESSストレージ館とZOA秋葉原本店とUSER'S SIDE本店]
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