【 2002年8月24日号 】

アルミ製ミドルタワーPCケースMT-PRO1200が1300にモデルチェンジ

MT-PRO1300MT-PRO1300
MT-PRO1300MT-PRO1300
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 発売以来1年間で15,000台以上を販売したという星野金属製アルミ製ミドルタワーPCケースのフラグシップモデル「MT-PRO1200」の後継となる新製品が発売になった。製品名は「MT-PRO1300」。カラーバリエーションはホワイト、シルバー、ブラックの3種類で、電源ユニットは350Wタイプと400Wタイプのモデルがある。実売価格は31,800円~36,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 4つの5インチベイと2つの3.5インチベイなどで構成されるフロント部分のデザインは「MT-PRO1200」のそれをほぼ踏襲しているものの、新設された最新シリーズALTIUMを思い起こさせるアルミメッシュの吸気口が印象的だ。アルミメッシュの採用により、ブラインドパネルの吸気口を備えていた前モデルに比べ、吸気効率の大幅アップを実現できたという。

 そして、「MT-PRO1200」では5インチコネクタベイを備えていたフロントパネル下部の開閉式5インチベイには、USB 2.0対応ポート、IEEE-1394ポート、サウンド端子を持つ5インチベイ用コネクタボックスを標準で装備するように変更されている。もちろん、コネクタボックスを取り外して通常の5インチベイとして利用することも可能だ。

 さらに、電源ユニットと背面ケースファンが可動式になったのも大きな特徴といえるだろう。電源ユニットは前後に約45mm、背面ケースファンは上下に約70mmそれぞれスライドさせることができ、マザーボードの形状や排気効率を考慮したレイアウトが可能になっている。また、ケース背面の電源ユニットの位置に、静粛性を高めるための排気ファンマフラーを搭載している点も見逃せない。

 デザイン的には大きな変更はなく、前モデルのマイナーバージョンアップ版ともいえるこの「MT-PRO1300」だが、細かい部分も含めて要所要所を強化することで使い勝手の良さやPCケース自体のポテンシャルを確実に向上させており、人気を博した「MT-PRO1200」の後継モデルにふさわしい出来に仕上がっているといってよいだろう。

 なお、「MT-PRO1200」については最終モデル「MT-PRO1200Ω(OMEGA)」の販売を持ってシリーズは終了することになっている。「MT-PRO1200Ω」はすでに19日(月)からソルダムのWebサイト上での購入受け付けがスタートしており、かつ台数限定となっているので、記念に入手しておきたいという人は急いだほうがよさそうだ。

□MT-PRO1300(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/case/1300/
□MT-PRO1200Ω(ソルダム)
http://www.soldam.co.jp/opensale/1200_omega/

 (星野金属 MT-PRO1300)

[撮影協力:LAOX PC・DO SHOP]


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