巨大ヒートシンクに覆われた“缶入り”GeForce4 Ti4600カードが登場
基板表面の中心部を覆うように装着されている2つのファン付きヒートシンクは、端で折り曲げられ、基板の裏面まで伸びているという非常に巨大なもの。その見た目も手伝って冷却面での安心感は高いが、折り曲げる部分が基板を大きくはみ出しているため、カード全体の表面積も一般の製品に比べてずいぶんと大きくなっている。場合によっては他のパーツなどと物理的に干渉してしまうことも考えられるので、小型のPCケースなどを使っている人は要注意といえるだろう。
そして、ヨーロッパなどで利用されているAV機器インターフェースのSCART規格に対応するためのアダプタが付属するほか、メモリクロックが標準仕様の650MHzより高い680MHzにされているなどといった特徴も持っている。とくに後者については、メーカー自ら高クロック動作を保証しているだけに、性能と安定性を両立させたいユーザーにとっては要注目だろう。また、性能などとは直接関係ないものの、ビニール製ポーチに入った缶入りパッケージや、円形のCDケースが付属するのもこの製品のユニークな面の一つだ。
最近のビデオカードの話題は、現時点で描画性能は最速ともいわれるRADEON 9700 PRO搭載製品にすっかりシフトしてしまったが、他製品にないユニークな特徴を持ちながら実売価格が比較的安く、お買い得感の高い「SP7200T6-PT」は、珍しいモノ好きはもちろんコストパフォーマンス重視のユーザーにも人気を集めそうだ。
□SP7200T6-PT(Sparkle Technology)
http://www.sparkle.com.tw/product/nvidia/sp7200t6_pt.htm
(Sparkle SP7200T6) |
[撮影協力:コムサテライト3号店]
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