過去最大の3.5インチ200GB HDD「WD2000JB」発売、高速92MB/s
「WD2000JB」のスペックは、最大内部転送速度が736Mbits/s(92MB/s)、平均シークタイムがリード時8.9ms、ライト時10.9ms、動作音量(アイドル時)が35dBなどというもの。「WD2000JB」の最大の特徴が200GBという過去最大容量を実現している点にあるのはもちろんだが、Ultra ATA/100インターフェイスの転送速度の100MB/sに迫る、92MB/sという非常に高速な内部転送速度を実現しているのも、パフォーマンス重視のユーザーとしては見逃せないところだ。
また、同社Webサイトにあるデータシートにはプラッタ1枚あたりの容量は記載されていないが、プラッタ数が3枚とされていることから、60GB超のプラッタを採用していることは間違いない。つまり、「WD2000JB」は同社としては初めての60GB超プラッタ採用モデルということにもなる。ちなみに、同社が6月25日(現地時間)に発表した「WD Caviar」シリーズ(7,200rpm、200GBモデル)に関するリリースでは、60GBプラッタを採用していることが明記されている。
静音志向の強い最近の自作マーケットにおいて、35dBという動作音量はやや不利かもしれないが、ディスク容量や高速性の面において「WD2000JB」が注目を集めるのは間違いなさそうだ。
□WD2000JB(Western Digital)
http://www.westerndigital.com/products/products.asp?DriveID=38
http://www.westerndigital.com/company/releases/PressRelease.asp?release=1438
□WD Caviar 200GBモデルのニュースリリース
http://www.westerndigital.com/company/releases/PressRelease.asp?release=1404
(WesternDigital WD2000JB) |
[撮影協力:フェイス秋葉原本店]
[↑前の記事]: | スペックとデザイン追求のキューブ系自作PCキット「POLO R」発売 |
[↓次の記事]: | Apple製HDD搭載オーディオプレイヤー「iPod」のWindows版が発売に |
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp