また黄金戦士？PowerLeap製改造CPUが近日入荷、新型アダプタも

	【 2002年10月5日号】
	また黄金戦士？PowerLeap製改造CPUが近日入荷、新型アダプタも

　またまた新たな「黄金戦士」的なCPUがアキバに上陸しそうだ。「黄金戦士」とは、4年前に台湾で最初に発見され、見た目の新鮮さもあって衝撃的なニュースとして伝わった改造CPUのことで、“初代”がTCPパッケージのMMX PentiumをSocket 7用に改造したタイプ、2代目がMicro-BGA2のMobile CeleronをSocket 370用に改造したタイプだった。そして、今度はユニークなCPU用アダプタ製品で知られるPowerLeapから、似たような構造を採用した改造CPUが近日発売になるという。
　OVERTOPによると、ひとつはTualatinコアのSocket 370用FC-PGA2タイプCeleron 1GHzに変換アダプタをはめ込んで一体化、CoppermineコアのFC-PGAタイプCeleron 1GHzとして動作させる製品。これはCPUの厚みに大きな変化がないため、旧型のSocket 370用ノートPCや省スペースPCなどで使うのだという。
　もうひとつはTualatinコアのmPGA478用Micro-FCPGAタイプMobile Pentium III-M 1.2GHzとmPGA478をSocket 370に変換する単体アダプタを組み合わせてCoppermineコアのFC-PGAタイプPentium III 1GHzとして動作させる製品。こちらは旧型のSocket 370用マザーボードにアップグレード用CPUとして搭載するための製品で、将来的には変換アダプタ単体で発売する予定もあるとのこと。
　型番は前者が「PL-NB/T」で後者が「PL-MPIII」。今となってはどれほどのニーズがあるのかは不明だが、Coppermineコアまでしか対応していないPCを使っている人にとっては、また貴重なアップグレード手段ができるという点で朗報に違いない。
□PowerLeap
http://www.powerleap.com/
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　（PowerLeap製品）

[撮影協力:OVERTOP]

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