国内では9月19日(木)にマイクロソフトのWindows Updateサイトで公開されたばかりのWindows XP Service Pack1(SP1)だが、このアップデートモジュールの内容を盛り込んだWindows XPのOEM版が早くも一部ショップで発売となっている。
いち早く販売を始めたのはクレバリー1号店とクレバリー2号店とWonderCity秋葉原店とBLESS秋葉原本店。同店ではWindows XP Home Edition、Windows XP Professional、Windows XP Professional+Plus! for Windows XPの3種類のSP1対応バージョンを販売中だ。ただし、OEM版単品での販売は行なっておらず、パーツなどの製品と組み合わせて購入するというかたちになる点には要注意だ。単体相当の実売価格は12,500円~20,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
SP1はWindows XPでは初めてとなるメジャーアップデートモジュールで、これまでWindows Updateサイト経由で提供されたセキュリティ修正モジュールを全て含んでいるほか、「信頼できるコンピューティング環境(Trustworthy Computing)」への取り組みの一環として、今年初頭に実施されたWindowsソースコードの再チェック結果も盛り込まれている。OEM版ではこうした反映がなされたWindows XPをクリーンインストールできるということで、安定性重視の自作ユーザーには注目の製品といえるだろう。
ただし、SP1を導入することによって不具合が起こることが確認されている機器も一部に存在している。購入を考えている人は、念のため手持ちの機器のメーカーWebサイトなどでSP1関連の情報を事前に集めておいたほうがよさそうだ。
なお、SP1対応のOEM版パッケージ上には赤地に白で「Service Pack1」と書かれた横長のマークがついている。
□Windows XP Service Pack 1(マイクロソフト)
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/pro/downloads/servicepacks/sp1/
| (Microsoft Windows XP) |
[撮影協力:クレバリー1号店とWonderCity秋葉原店とBLESS秋葉原本店]