【 2002年10月19日号 】
まるでリニアモーター?新構造で送風するCPUクーラーが登場
DCF-VP23/DCF-VA23DCF-VP23/DCF-VA23
DCF-VP23/DCF-VA23DCF-VP23/DCF-VA23
DCF-VP23/DCF-VA23DCF-VP23/DCF-VA23
 「AeroFlow Technology」という独自技術によって加工されたヒートシンクと外周の磁力により回転させる「Tip-Magnetic Driving(TMD)」ファンの採用により高い冷却性能を実現できたというCPUクーラーがJustyから登場した。

 製品はSocket 478対応の「DCF-VP23」とSocket 370/A対応の「DCF-VA23」の2種類で、実売価格は「DCF-VP23」が4,180円~4,780円、「DCF-VA23」が3,780円~4,280円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。なお、外箱に「VANTEC」のロゴがあることやCPUクーラー本体の外観などから、おそらく「DCF-VP23」「DCF-VA23」はそれぞれVantec製の「VP4-C7040」「VA4-C7040」をOEMで採用した製品と思われる。

 Vantecによると、AeroFlow Technologyとはヒートシンクの中心から素早く熱を分散させることを目的とした技術という。アルミ製のヒートシンクは四隅にそれぞれ個別にフィンが設けられ、さらに中心部には銅柱を埋め込むという構造を採用、こうしたフィンの配置を行うことでヒートシンク内の空気循環がスムーズになり、その結果CPUコアに接するヒートシンク中心部を効率的に冷却することが可能になるとしている。

 一方のTMDファンは、一般的に中央に設置するモーターの代わりに「リニアモーター状のモーターを外周部に配置し」(Justy)、ファン本体のフレーム部分に埋め込まれた磁石によってファンが回転するという仕組みになっている。本体の中心部にモーターがないため、ファンの中央に空間が生まれ、CPUコアに近い中央部の風量を確保できるという。つまり、このファンの搭載によって、前述のヒートシンクの冷却効率がさらに高められるというわけだ。なお、Vantecによれば、TMDファンの構造は動作音量の低下にも貢献するとしているが、実際の製品の仕様では動作音量は33dBとやや大きめになっている。

 対応CPUは「DCF-VP23」がPentium 4 2.8GHzなど、「DCF-VA23」がAthlon XP/MP 2600+などとなっており冷却性能はかなり高い。静音PCの自作には向かないものの、高い冷却性能とヒートシンク、ファンともに従来にない技術を採用している点で、ちょっとした注目の製品となりそうだ。

□DCF-VP23/DCF-VA23(Justy)
http://www.justy.co.jp/pdf/dcf-vp23.pdf
□VP4-C7040/VA4-C7040(Vantec Thermal)
http://www.vantecusa.com/afc450.html
http://www.vantecusa.com/afc250.html

 (Justy DCF-VP23)
 (Justy DCF-VA23)

[撮影協力:パコムサテライト3号店TSUKUMO eX.CUSTOM]


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