現地時間の4日(月)に発表されたばかりの4Way以上に対応するIntelのサーバー向けCPU、Xeon MPの2GHzモデルが早くもアキバにお目見えした。6日(水)からじゃんぱら秋葉原本店で中古のES品(Engineering Sample)が店内で「参考展示中」という状態になっていたが、10日(日)から販売がスタートした。
なお、PCメーカー向けの評価用サンプル品であるES品(Engineering Sample)が中古扱いで正規製品の前に店頭に並ぶのは、Xeon MPでは6月に出回った1.40GHzと1.50GHzのES品以来2度目ということになる。
今回登場した2GHzモデルは、現時点においてXeon MPでは最上位モデルとなる製品。Prestoniaコアと同じ0.13μmプロセスルールで製造され、2MBもの3次キャッシュを搭載するのが主な特徴で、Hyper-Threadingをサポートするほか、CPUのピン形状(Socket 603)などは従来どおりとなっている。やや片側に寄っているヒートスプレッダなどの外観にもほとんど変化は見られない。
なお、OEM価格が458,800円(1,000個受注時の1個あたりの価格)と非常に高額に設定されているCPUであるにもかかわらず、ES品の中古ということで、99,800円という破格値で販売中されている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
ショップ側の製品保証が5日間しかないことと、ES品の中古ということでリスクはあるものの、とにかくスピード第一のサーバー構築を考えている人にはめったにないチャンスだ。
□Xeon MP(Intel/インテル)
http://www.intel.com/products/server/processors/server/xeon_mp/
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2002/021105.htm
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【2002年6月1日】ハイエンドサーバー用のXeon MPが意外な形で販売スタート
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020601/xeonmp.html
| (Intel Xeon MP) |
[撮影協力:じゃんぱら秋葉原本店]