【 2003年1月25日号 】
	その他のニュース

• 牛丼とバーガーに続いて今度はラーメンPC、Athlon XPを採用
  

  ソフマップから「牛丼パソコン」「バーガーパソコン」に続く新たなオリジナルPCがまた登場した。今度はその名も「ラーメンパソコン」。「牛丼」「バーガー」との主な違いは、CPUにIntelの製品ではなくAMDのAthlon XPを搭載している点。ラインナップはAthlon XP 1700+／HDD 40GB／メモリ256MB（PC133）／CD-R/RWドライブなどを搭載する「並盛」と、Athlon XP 2400+／HDD 40GB／メモリ256MB（DDR266）／CD-R/RW＋DVD-ROMコンボドライブなどを搭載する「大盛」の2種類で、価格は「並盛」が44,800円、「大盛」が64,800円となっている。付属品はキーボード、マウスなど。両機種ともOSは別売りだが、同社が「庶民派価格」とうたうとおり、値段の手頃さは「牛丼」「バーガー」に勝るとも劣らない。本物のラーメン同様に、大衆食ならぬ「大衆PC」として、気軽に“食される”製品となるかもしれない。ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館、カクタソフマップなどで販売中。 □ソフマップ（http://www.sofmap.com/）

• HDD外付けケースにもアクリルの波？3.5インチHDD用が登場
  

  外装に透明アクリルパネルを用いるという、最近流行のPCケースのようなデザインを採用した3.5インチHDD用USB 2.0対応外付けケース「KCF-PD35U」が恵安から登場した。実売価格は7,320円～8,280円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。アルミ製ケースを2枚の透明アクリルパネルでサンドイッチするという本体デザインは、同社が以前発売したMini-ITX向けブックサイズケース「CF-668EPM」そのもの。「KCF-PD35U」は「CF-668EPM」のミニサイズ版といった印象で、「CF-668EPM」はもちろんのこと、他のアクリルパネル採用キューブ系ケースなどとのデザイン的な相性もよさそうだ。付属品はUSBケーブル、ACアダプタ、ドライバソフト／マニュアル収録CD-ROM、キャリングバッグで、キャリングバッグは本体やACアダプタ、CD-ROMなどを一緒に入れられるようになっている。HDDケースとしてはやや価格は高めの部類に入るが、こうした凝ったデザインを採用する製品はなかなか珍しいだけに、見た目が気に入れば購入する価値は十分にあるだろう。 □KCF-PD35U（http://www.keian.co.jp/new_pro/kcfpd35u/kcfpd35u.html）

• プレクスター製DVD+R/RWドライブ「PX-504A」の予約受付開始
  

  24日(金)に発表されたばかりのプレクスター初のATAPI接続型内蔵DVD+R/RWドライブ「PX-504A/JP」の予約受け付けが早くもTSUKUMO eX.で始まった。入荷は2月下旬の予定で、予価は27,799円。「PX-504A/JP」の書き込み速度はDVD+Rが4倍速、DVD+RWが2.4倍速、CD-Rが16倍速、CD-RWが10倍速というアイ・オー・データの「DVR-ABN4P」などと並ぶ業界最速クラス。レーザーの乱反射を防いで書き込み品質を向上させるというブラックトレイを採用するといった同社ならではの特徴も備えており、安定さやクオリティを重視するユーザーの注目を集めそうだ。そのほかの主な仕様は、読み込み速度がDVD-ROM 12倍速、CD-ROM 40倍速、バッファ容量が2MB。付属ソフトはMyDVD 4.0、TMPEnc Plus2.5 for Plextor、Drag'n Drop CD+DVDなどとなっている。 □PX-504A（http://www.plextor.be/english/products/PX504A.html）

• プレクスターからSCSI接続のCD-Rドライブが久々にデビュー
  

  プレクスターから、SCSI接続の内蔵CD-R/RWドライブとしては2000年9月末の「PX-W1210TS/BS」以来なんと実に2年3ヶ月ぶりの新製品となるUltra SCSI対応「PX-W4012TS/NE」が登場した。実売価格は25,799円～27,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「PX-W4012TS/NE」のライティング速度は、CD-Rが40倍速、CD-RWが12倍速で、最速というわけではないが、いわゆる“SCSI派”の自作ユーザーにとってはまさに待望といえる久々の新製品。実際、各ショップの売れ行きはかなり好調のようで、あるショップでは「それほど売れないと思って入荷量は少なくしたのだが、結構売れるのでびっくりした」とSCSI人気の根強さに驚きを隠せない様子だ。そのほかの主な仕様は、CD-ROM読み出し速度が40倍速、バッファ容量が4MBで、バッファアンダーランエラー防止機能のBURN-Proof、レーザーパワー調整機能のVariRecなどを装備している。最近のドライブでは珍しい1倍速（CLV）でのCD-R書き込みをサポートしているのも特徴のひとつといえるだろう。CD-R/RWに限らずSCSI接続の光学ドライブは、安定供給されず慢性的な品不足状態になるため、今回の「PX-W4012TS/NE」も入手するのであれば早めがよさそうだ。 □PX-W4012TS/NE（http://www.plextor.co.jp/products/pxw4012ts/pxw4012ts.html）

• ビデオデッキ風のアルミ製デスクトップケースの新型が発売に
  

  COOLER MASTERから「ATC-610」シリーズや「ATC-600」シリーズに続くビデオデッキ風microATX対応PCケースの新シリーズ「ATC-630」が登場した。実売価格は18,980円～22,979円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。カラーはシルバー「ATC-630-S21」とブラック「ATC-630-B21」の2色で、容量200Wの電源ユニットを搭載している。「ATC-630」の本体サイズは幅350×高さ110×奥行き410mmと、「ATC-610」（幅423×高さ140×奥行き445mm）や「ATC-600」（幅426×高さ145×奥行き476mm）に比べて小型化されているのが大きな特徴。それに伴って拡張スロットはLowProfile対応となったが、ドライブベイは5インチ×2、3.5インチベイシャドウ×2と必要十分で拡張性は決して低くない。また、素材はスチールとアルミのハイブリッド（前面のみアルミ）で、「ATC-610」「ATC-600」のようにオールアルミではないものの、その分実売価格は電源込みで2万円強と、同社のビデオデッキ風PCケースとしてはかなり安めになっている。値段が高くて「ATC-610」「ATC-600」には手が出なかったという人にも「ATC-630」は狙い目の製品となりそうだ。 □ATC-630-S21（http://www.coolermaster.com/case/products/atc630.htm）

• 190×220mmのAGPスロット付きSocket 478対応マザー登場
  

  AGPとPCIの各スロットを1本ずつ装備しながら基板サイズが190×220mmとコンパクトなi845GEチップセット搭載Socket 478マザーボード「P8F155GE」がFREETECHから登場した。実売価格は23,979円～24,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。AGPスロットを搭載するFlexATXサイズのSocket 478マザーボードは、過去にASUSの「P4S333-VF」「P4S333-FX」などが発売されているが、発売時期が古く現在はほとんど店頭在庫が見かけられない。また、小型という点に限れば比較的最近の製品としてFREETECHの「P8F153」（170×220mm）やShuttleの「FS50」（185×254mm）などがあるものの、これらはAGPスロットは非搭載だ。こうした状況を考えると、現時点において「P8F155GE」は、AGPスロットを搭載する小型Socket 478マザーボードとしては貴重な存在といえそうだ。DIMMスロットは2本（最大2GB）で、そのほかVGA、サウンド、LAN、USB 2.0といった機能やインターフェイスを装備。Hyper-Threadingテクノロジ搭載版Pentium 4にも対応している。ハイパフォーマンスの小型PCに目がないユーザーにとっては有力な選択肢になるに違いない。 □P8F155GE（http://www.free-tech.jp/p8f155ge.htm）

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp