「勝つためのキーボード」というキャッチコピーがなんとも興味をそそる、ゲーム用にカスタマイズしたという独自配列の英語版キーボード「Ergo Diver(EK01-WH)」が発売となった。インターフェイスはUSBとPS/2に対応し、実売価格は2,972円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
一見するとハの字にキーを配した、よくあるエルゴノミクスデザインの小型キーボードのようだだが、よく見るとカーソルキーが左端にあったり、縦に細長いSHIFTキーなどを採用するなどユニークな特徴があることに気付く。
パッケージの説明書きによると、この製品は右手でマウスやジョイスティックを操作しながらプレイする、いわゆるQuake系のFPS(First Person Shooter)や、MMORPG(Massive Multiplayer Online Role Playing Game、多人数同時参加型RPG)などのために設計されたキーボードだという。左端のカーソルキーの周囲には、ゲームにおいて比較的使用頻度の高いESC、CTRL、TABといったキーが配置されている。
ただ、「Ergo Diver」は英語版のみしかなくキー配列もかなり特殊なだけに、標準的なキーボードでのプレイに慣れている人は、「Ergo Diver」ではまた別の“慣れ”が必要となりそうだ。
まず店頭で実物を見たり触ったりしてみて、配列が自分のプレイスタイルに合うかどうか確認してみたほうがよいだろう。
□Ergo Diver(サイズ)
http://www.scythe.co.jp/keyboard/ergokey.htm
| (サイズ Ergo Diver) |
[撮影協力:OVERTOP]