【 2003年2月15日号 】
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• SOLTEKのキューブ系自作PCキット登場、国内産にソックリ？
  

  SOLTEKから同社初のキューブ系自作PCキットとなる「QBIC」シリーズが発売となった。ラインナップは大型モデル（幅295×高さ230×奥行き215mm）の「EQ3000」と小型モデル（幅295×高さ188×奥行き215mm）の「EQ2000」の2モデルで、実売価格は42,780円～44,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。カラーは「EQ3000」がミラーとホワイトの2種類で、「EQ2000」はミラーのみとなっている。「QBIC」はi845GEチップセット搭載マザーボードを採用したSocket 478対応自作PCキット。キューブ系の製品に詳しい人なら一目で気付くと思うが、フロントパネルのデザインは星野金属製キューブ系自作PCキットの「Pandora」「POLO」シリーズによく似ている。細部まで丁寧に仕上げられており、高級感にこだわるという人でも納得できそうなクオリティだ。また、フロントパネルにIEEE-1394×3、USB 2.0×2、S/PDIF×2などのコネクタを装備するほか、AGP/PCIスロットが各1本ずつ使用可能となっており、インターフェイスの充実度を重視する人にとっても狙い目の製品といえるだろう。 □EQ3000/EQ2000（http://www.soltek.com.tw/English/product/QBIC.htm）

• C3 1GHzを搭載したMini-ITXマザー「EPIA-M10000」発売
  

  VIAから「EPIA-M」シリーズの最新モデルとなるC3 1.0AGHz搭載の「EPIA-M10000」が登場、ついにCPUオンボードのMini-ITXマザーボードも1GHzの大台に到達した。実売価格は20,980円～22,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。ファン付きのCPUクーラーを搭載する「EPIA-M10000」は、C3 933MHzを搭載する既存モデル「EPIA-M9000」の上位にあたる製品。チップセットは「EPIA-M9000」と同じPC2100 DDR SDRAM（DDR266）やUltra ATA/133、USB 2.0などをサポートするApollo CLE266＋VT8235を搭載している。「EPIA-M9000」と比べると、CPUクーラーが大型化したのと、チップセットのヒートシンクもノースブリッジチップとサウスブリッジチップの両方にまたがる大掛かりなものに変更されているのが目に付く。発熱量がどの程度が増えているのかは不明だが、「EPIA-M10000」の小型ケースへの組み込みを考えている人は冷却能力が不足しないように注意したほうがよさそうだ。 □EPIA-M（http://www.viamainboard.com/product/epia_m_spec.jsp?motherboardId=81）

• CPU用の液冷システムを搭載するミドルタワーケースが登場
  

  CPU用の液冷システムを標準で搭載するミドルタワーケース「QuietPower(FS020-H20-C)」がSwiftechから発売となった。電源ユニットは非搭載で、実売価格は29,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「FS020-H20-C」は、同社製のSocket 603/478/A対応液冷CPUクーラー「MCW462-U」を標準搭載したエントリーサーバー向けのミドルタワーケース。ラジエーターや冷却液のパイプ、ポンプなどがあらかじめケース本体に組み込んであるほか、冷却液（純水75%、不凍液25%）も注入済みとなっており、これらをセッティングする手間がいらないのが嬉しいところだ。ケースファンは大口径の12cm角ファンが4基（吸気×2、排気×2）で、動作音量は25dBを実現しているという。サーバー向けとうたわれているが、液冷システムを組み込むのが苦手という自作初心者にも狙い目の製品といえるかもしれない。 □FS020-H20（http://www.swiftnets.com/products/liquid.asp）

• CPUを効率的に冷やす韓国製の冷却ダクト「BADONG」発売
  

  外気を利用してCPUを効率よく冷却するというPCphile製エアダクト「Badong」がアスクから発売となった。ラインナップは、60mm角ファン搭載CPUクーラー対応の「Badong S-60」や、山洋製60mm角ファン搭載Socket 478 CPUクーラー対応の「Badong P-60」など全4モデルで、実売価格は2,580円～3,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。アスクが「CPU冷却サポートダクト」とうたうこの「Badong」は、そのうたい文句どおり、外気をケースファンからCPUクーラーに導いて、CPUの冷却をサポートするというエアダクト。既存のCPUクーラーに追加するという形のため導入が比較的簡単なのが特徴だ。電源ファンからの排気熱をケースファンが吸わないようにするチムニー（電源ファンに取り付けて使用）が付属するなど芸も細かい。このほか、交換用の1mダクトやチムニー単品といったオプションも発売されている。価格がなかなか手頃となっており、気軽に導入できるエアダクトとして人気を集めそうだ。 □Badong（http://www.ask-corp.co.jp/badong/）

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