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【Athlon XP 3000+】 | 【OPN】 |
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【バルク】 | 【価格は7万円台】 |
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【販売中】 | 【Athlon XP 2500+】 |
先週登場した2800+に続き、Bartonコアを採用したAthlon XPの最上位モデル3000+がついにデビューを飾った。出回り始めたのはバルク品で、実売価格は73,980円~76,000円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
なお、同じBartonコアを採用したAthlon XP 2500+も同時に出回り始めている。実売価格は22,979円~24,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●シリーズ最上位モデル
Athlon XP 3000+のCPU表面に記されているOPN「AXDA3000DKV4D」から読み取れるAthlon XP 3000+の主な仕様は、動作クロックが2,167MHz、動作電圧が1.65V、2次キャッシュ容量が512KB、FSBクロックが333MHzというもの。動作クロックはThoroughbredコアの2700+と同じだが、キャッシュ容量が256KBから倍増した分モデルナンバーは“300”高くなっている。これは、Bartonコアの2800+とThoroughbredコアのFSB 333MHz版2600+との関係と同様だ。
また、Thermal Powerの最大値は74.3Wで、Palominoコアの2100+(72.0W)を上回る非常に高い数値となっている。ただ、Thermal Powerの標準値は58.4Wとこちらは2800+と同様に控えめ。この数値は、Thoroughbredコアの1800+(61.7W)より低いもので、2800+と同じく低負荷時やアイドル時における発熱量の少なさが期待できそうだ。
●7万円台と高価なのが難点
マザーボードについては、3000+サポートを明確にうたった既存モデル用のアップデートBIOSを公開するメーカーも出てきており、対応が進みつつある。Socket Aマザーボードのユーザーは、CPU購入前にメーカーWebサイトなどを忘れずにチェックしておきたい。
最新のBartonコアを採用し、かつAthlon XPの最上位モデルとなるだけに自作ユーザー注目の的となることは間違いない3000+。コストパフォーマンスの高さがウリのひとつでもあるAthlon XPとしては非常に高価だが、“初物”だけにこれは仕方がないところかもしれない。
□Athlon XP 3000+(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_756_3734,00.html
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| (AMD Athlon XP 2500+) |
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[撮影協力:TSUKUMO eX.とDOS/Vパラダイス秋葉原2号店 Prime館]