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【 2003年3月29日号 】
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その他のニュース
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- ピラミッド型の青く光るファンコントローラが発売に
ピラミッド型で使用時に青く光るLEDを備えるという、見た目重視型のファンコントローラ「Smart Fan Controller」がSunbeamから登場した。実売価格は1,780円~2,470円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ピラミッドの形をした透明ケースの中に、3ピン電源コネクタが2個付いた小型基板が収められているだけという非常にシンプルな構造になっている。頂辺の黒い点が温度センサーで、温度に応じて(18~32℃)ファンの回転数を40~100%に調整してくれるほか、42℃を超えるとLEDの点滅とブザーで知らせてくれる監視機能も装備している。ただ、使用時はPCケースの内部に置くかたちとなるため(固定用の両面テープが付属)、外部からは見えなくなってしまうのが惜しいところ。透明アクリルパネル付きのサイドカバーを装備した、内部が見えるPCケースなどで使用するのがベターだろう。
□Smart Fan Controller(http://www.sunbeamtech.com/products/Products-Smart%20Fan%20Controller.htm)
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- 高速版NEC製コントローラ搭載のUSB 2.0カードが発売
最新のNEC製コントローラチップ「μPD720101」を搭載することにより転送速度の向上を図ったというUSB 2.0対応インターフェイスカード「USB2-PCI3」がアイ・オー・データから発売された。実売価格は3,200円~3,580円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「μPD720101」は2002年4月にNECが発表した新型のUSB 2.0コントローラチップで、従来品に比べ消費電力を低減し、さらにパフォーマンスの向上を実現しているのが主な特徴。搭載製品の「USB2-PCI3」も、Microsoft製ドライバ使用時において従来比約30%の高速化を実現したとしている。ただし、これはあくまで同社製コントローラの新旧の差であり、ICH4などのチップセット内蔵型コントローラやVIA製単体コントローラとの性能差は不明。主な仕様はUSBポート数が5(外部4、内部1)、対応OSがWindows XP/2000/Me/98SE/98/95。なお、LowProfile PCI対応モデルの「USB2-PCIL3」も発売になっている。
□USB2-PCI3(http://www.iodata.co.jp/products/ifoption/2003/usb2-pci3.htm)
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- nForce2-GT搭載のキューブ系自作キットが星野金属から
星野金属から同社初となるnForce2-GTチップセット採用Socket A対応キューブ系自作PCキット「Pandora A2」が発売された。カラーはホワイトパールマイカ(Pandora A2 WPM)など3種類で、実売価格は48,800円~49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「Pandora A2」は、1月に登場したShuttleのキューブ系自作PCキット「SN41G2」と同じく、Shuttle製nForce2-GTチップセット搭載Socket Aマザーボード「FN41」を採用している。PCケースも従来品の「Pandora」シリーズと同様のデザインだが、防音効果のある背面ケースファン用カバーが標準で付属している点はこの製品ならではの特徴だ。また、背面ケースファン自体も比較的静かなタイプを採用しており(回転数1,900rpm、動作音量21dB以下)、ファンカバーとあわせて高い静粛性が期待できる。このほか、VGA出力を2つ持つため、オプションなしでデュアルディスプレイもすぐに実現できるという特徴もある。Socket A対応CPUを使った静音キューブ系PCの自作にはもってこいといえそうだ。主な仕様は、筐体サイズが高さ225×幅225×奥行き291mm、搭載機能がVGA出力(2系統)、S-Video出力、サウンド(S/PDIF出力対応)、LAN、IEEE-1394、USB 2.0他、拡張スロットがAGP×1、PCI×1、DDR400対応DIMM×2。
□Pandora A2(http://www3.soldam.co.jp/barestyle/pandora_a2/std/)
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- 正面が鏡面仕上げの未来的な?アクリル製microATXケース
先週OVERTOPが展示を行っていた、鏡面加工フロントパネルと青色透明のアクリル筐体を組み合わせたというユニークなデザインのCasemall.net製microATXケース「ICEMIRA」が販売スタートとなった。実売価格は19,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。鏡面加工が施されたフロントパネルと青色透明アクリルパネル製の筐体を組み合わせたそのルックスは非常にクールな印象で、ice+mirrorの造語と思われる「ICEMIRA」の名にまさにふさわしいといったところ。筐体の上部に「アクリルに指紋をつけないための取っ手」(代理店の創朋)を備えるという、ルックス重視のPCケースらしい細かい気遣いも見せている。ただし、この製品は展示用途向けとして設計されているほか、手作りによる生産のため傷が付いている場合があるとしている点は覚えておいたほうがよいだろう。主な仕様は、筐体サイズが高さ380×幅140×奥行き300mm、ドライブベイが5インチ×1、3.5インチシャドウ×2、搭載電源がPentium 4対応200Wタイプ。
□ICEMIRA(http://www.soho-jp.com/goods/pcparts/icemira.htm)
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- LAOX THE DIGITAL館の跡地に和食レストランが4月開店
1月に閉店したLAOX THE DIGITAL館跡地(ブロックB2-[a3])がどうなるのか注目される中、飲食店が新規オープンするとの予告ポスターがビルの入り口付近に貼り出された。それによると、オープンするのは“居食屋”の「和民」で知られるワタミグループの和食レストラン「ゴハン」で、4月23日(水)に開店する予定という。ただ、店舗の規模など詳細についてはとくに記されておらず、ビル全体を使うのか一部だけを使うのか、詳細は不明。これを見る限り、LAOX THE DIGITAL館跡地のビルが今後、飲食店を含めた多数のテナントが密集したショッピングセンターになることも考えられそうだ。
□ゴハン(http://www.watami.co.jp/gohan/gohantop.htm)
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- Celeron 2.30GHzと2.40GHzが30日からフライングで発売
まだ正式発表されていないCeleronの新モデル、2.30GHzと2.40GHzが30日(日)から各ショップで一斉に発売となった。実売価格は2.30GHzが14,280円~15,500円、2.40GHzが15,480円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。パッケージ上の表記などを見る限り、動作クロックがあがった以外は大きな変化はなく、Northwoodコア、FSB 400MHz、2次キャッシュ容量128KBといったスペックに変更はない。30日(日)からの販売開始というアナウンスは、Intel代理店から正式に各ショップへ通達されていることが確認されており、今回もまた“Intel公認のフライング販売”ということになる。
□Celeron(http://www.intel.co.jp/jp/home/desktop/celeron/)
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- GeForce FX 5200でファンレス動作のデモがスタート
今週末発売になったばかりのGeForce FX 5200搭載カードだが、なんとそのファンレスモデルが早くも登場、ベンチマークソフト3DMark03を使った動作デモがStormで実施されている。といっても、このファンレスモデルは同店がZalman製のビデオカード用巨大ヒートシンク「ZM80A-HP」を用いてPROLINK製GeForce FX 5200搭載カードを独自にファンレス仕様に改造したもので、このまま販売されているわけではない。デモマシンはMSIのSiS655搭載Socket 478マザーボード「655 Max」とセットになったもので、ファンレス状態のGeForce FX 5200搭載カードのパフォーマンスや発熱量はもちろん、「ZM80A-HP」の各パーツとの干渉具合も確認することができる。ちなみに、デモ開始後30分の状態でヒートシンクにはほとんど熱は感じられなかった。同店では動作保証外としているものの、最新のビデオカードを使った「ZM80A-HP」の導入事例は普段なかなか見られないだけに、静音PCマニアは要チェックといえそうだ。ただし、このデモは30日(日)までの限定とのこと。
□Storm(http://www.storm-net.com/)
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- ついにHDDは1GB単価100円割れ、120GBが11,970円
このところ値動きでの注目といえばやはりメモリだが、その一方で3.5インチIDE HDDも値下がりが進行、ついに今週は1GBあたりの単価が100円割れに突入した。29日(土)時点の最安単価は、フェイス秋葉原本店が販売するWestern Digital製120GB HDD「WD1200AB」の99.8円(実売価格11,970円)。この製品は同店が「決算セール」として販売しているものだが、在庫は通常どおりにあり、台数を限定した特価品ではないとのこと。特価品以外で1GBあたり単価の100円割れを確認したのは今回が初めてだ。なお、このほかにも同じ製品で11,980円や、Maxtor製100GB HDD「DiamondMax D540X-4G 4G100J6」で9,999円という1GB単価100円割れの例がある(詳細は「HDD最安値情報」参照のこと)。今月は決算期ということもあり、30日(日)から来週頭にかけて大容量HDDの価格がさらに下がることも考えられる。大容量HDDの購入を考えている人は、今が狙い目といえそうだ。
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