ASUSの月刊製品カタログ「ASUS WORLD」に、また新たな未発表チップセット搭載マザーボードが掲載された。3月にもCanterwoodことi875Pチップセットを搭載した製品が掲載されて話題を呼んだが、今度は最新号の2003年4月号でSpringdaleのコード名で知られるi865シリーズのチップセットを搭載したSocket 478マザーボードの製品情報が掲載されている。
掲載されたのは、Springdale-PE(i865PE)を搭載しているという「P4P800 Deluxe」と「P4P800」、Springdale-G(i865G)を搭載しているという「P4P800-VM」の3製品。i865シリーズもi875Pと同じく現時点では未発表のチップセットだが、2003年4月号には前号同様、これら製品の基板写真や拡張スロット構成、オンボードデバイスなど、かなり詳細なデータが掲載されている。このデータを見る限り、やはりi865シリーズはFSB 800MHz、Serial ATAといった新機能をサポートしているのが目玉のようだ。なお、i865シリーズの投入は5月中旬頃と見られている。
また、同誌にはCentrino対応ノートPC「M2」「S1」シリーズの製品情報も掲載されている。単品販売されているPentium Mが搭載可能なZIFソケットを装備しているかどうかは不明だが、省スペース派はこちらも要チェックといえそうだ。
ちなみに、i875P搭載マザーボードが掲載された前号は、自作ユーザーの注目度が高かったせいか配布開始早々になくなってしまったショップもあったようだ。最新号が欲しい人は早めに入手しておいたほうがよいだろう。
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【2003年3月1日】ASUSが今度はSpringdale搭載マザーをカタログで公表
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030301/etc.html#p4c8k
| (ASUS製品) |
[撮影協力:クレバリー1号店]