星野金属製キューブ系自作PCキットの人気モデル「Pandora」シリーズから、正立方体PCケースを採用したSocket 478対応の新製品「Pandora Dino」が登場した。販売されているのはホワイトパールマイカの「Pandora Dino PD100 WPM」など5種類で、実売価格は48,799円~49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
本体サイズが高さ、幅、奥行きとも229mmの「Pandora Dino」は、同社のSocket 478対応自作PCキットでは初の正立方体ケース採用製品。Socket 478対応の既存モデル「Pandora Quatre」(高さ225×幅225×奥行き291mm)などに比べると高さと幅はわずかながら増えているが、奥行きが62mmも短くなっているのは嬉しいところ。体積の少なさでは「Pandora Dino」のほうが勝っている。ただし、拡張スロットはPCI×1のみとなっており(「Pandora Quatre」はAGP×1、PCI×1を装備)、省スペース性と拡張性のどちらを重視するかで好みが分かれそうだ。
3.5インチベイとしても使える5インチベイ「MULTIベイホルダー」や、オープンベイを3.5インチシャドウベイとしても使える「2-WAY3.5インチベイプレート」を搭載しているのも特徴のひとつ。標準状態のドライブベイ数は、5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×1。
マザーボードはHyper-ThreadingテクノロジやFSB 533MHz、DDR333などに対応するShuttle製i845GEチップセット搭載の「FB54」を採用している。主な搭載機能はVGA、5.1チャネル出力対応サウンド(S/PDIF出力対応)、テレビ出力、LAN、USB 2.0、IEEE-1394。
□Pandora Dino(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/barestyle/pandora_dino/std/
□関連記事
【2001年10月27日】ハイクオリティな国産キューブ型自作PCキット「Pandora」が発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20011027/etc_pandora.html
| (星野金属 Pandora Dino) |
[撮影協力:ツクモParts王国とTSUKUMO eX.]