【 2003年4月19日号 】
Gigabit Ethernet対応のキューブ系PC発売、サーバー用
SB52G2SB52G2
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 キューブ系自作PCキットで初めてGigabit Ethernetに対応した製品がShuttleから発売になった。型番は「SB52G2」で、実売価格は39,800円~44,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「SB52G2」はi845GVチップセット搭載マザーボードを採用したSocket 478対応自作PCキット。Gigabit Ethernet対応のLANインターフェイスを搭載する小型PCは、これまでにもAtoz Technologyの「E7041S」といった製品が登場しているが、キューブ系の製品では今回が初めてだ。主な仕様は、筐体サイズが幅200×高さ185×奥行き300mm、ドライブベイ数が5インチ×1、3.5インチ×2(シャドウベイ×1含む)、拡張スロット数がPCI×2、DDR266対応DIMM×2。

 筐体の基本デザインは同社製の既存モデル「SN41G2」などと同系統のものだが、両側面の通気口をメッシュ状にするといった工夫やシルバーとブラックの配色もあって、外観としては精悍なイメージに仕上がっている。

 また、LANインターフェイスに関して、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応ポートに加えもう1つ10Base-T/100Base-TX対応ポートを装備しているのも特徴のひとつ。小型のルータやサーバー用途のマシンを自作したいと考えている人は、購入候補のひとつに入れてみてはどうだろう。

 なお、販売ショップによると代理店からは「Hyper-Threadingテクノロジに対応している」とのアナウンスが来ているとのことで、店頭のPOPにもその旨がうたわれている。

□SB52G2(Shuttle)
http://www.shuttle.com/new/product/barebone/specs_b.asp?B_id=15
□関連記事
【2002年10月5日】Socket 478用では世界最小の自作PCキット「EZgo E7041S」が登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021005/ezgo478.html
【2003年1月25日】nForce2-GT搭載Socket Aマザー採用のキューブ型PCが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030125/etc_sn41g2.html

 (Shuttle SB52G2)

[撮影協力:コムサテライト3号店クレバリー1号店]


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