キューブ系自作PCキットで初めてGigabit Ethernetに対応した製品がShuttleから発売になった。型番は「SB52G2」で、実売価格は39,800円~44,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「SB52G2」はi845GVチップセット搭載マザーボードを採用したSocket 478対応自作PCキット。Gigabit Ethernet対応のLANインターフェイスを搭載する小型PCは、これまでにもAtoz Technologyの「E7041S」といった製品が登場しているが、キューブ系の製品では今回が初めてだ。主な仕様は、筐体サイズが幅200×高さ185×奥行き300mm、ドライブベイ数が5インチ×1、3.5インチ×2(シャドウベイ×1含む)、拡張スロット数がPCI×2、DDR266対応DIMM×2。
筐体の基本デザインは同社製の既存モデル「SN41G2」などと同系統のものだが、両側面の通気口をメッシュ状にするといった工夫やシルバーとブラックの配色もあって、外観としては精悍なイメージに仕上がっている。
また、LANインターフェイスに関して、10Base-T/100Base-TX/1000Base-T対応ポートに加えもう1つ10Base-T/100Base-TX対応ポートを装備しているのも特徴のひとつ。小型のルータやサーバー用途のマシンを自作したいと考えている人は、購入候補のひとつに入れてみてはどうだろう。
なお、販売ショップによると代理店からは「Hyper-Threadingテクノロジに対応している」とのアナウンスが来ているとのことで、店頭のPOPにもその旨がうたわれている。
□SB52G2(Shuttle)
http://www.shuttle.com/new/product/barebone/specs_b.asp?B_id=15
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| (Shuttle SB52G2) |
[撮影協力:コムサテライト3号店とクレバリー1号店]