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【Millennium P750(表)】 | 【パッケージ】 |
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【Millennium P750(裏)】 | 【メモリチップ】 |
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【Parhelia-LX】 | 【スペック】 |
4月に発表されたMatroxの廉価ビデオチップ「Parhelia-LX」を搭載した初のビデオカード「Millennium P750」が発売となった。インフォマジック(ジャパンマテリアル)の日本語版リテールパッケージ品で、実売価格は36,500~37,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
●256bit DDRから128bit DDRへ
Parhelia-LXは、512bitビデオチップのParhelia-512の廉価版となる256bitビデオチップで、メモリインターフェイスを256bit DDRから128bit DDRへ変更するなどのスペックダウンがなされている。ビデオメモリ容量もParhelia-512搭載カードの「Parhelia」は128MB版と256MB版が用意されているのに対し、「Millennium P750」は64MB版のみと少ない。
とはいえ、「Millennium P750」は「Parhelia」のウリである10bitカラー処理やマルチディスプレイ機能の「TripleHead」などのほか、新たにAGP 8Xに対応している。価格も「Parhelia」に比べてかなり抑えられており、「Parhelia」は高価で手が出なかったという人にはまさに待望の製品といえそうだ。
●下位モデルはファンレス
また、ファンレスを実現した下位モデル「Millennium P650」が用意されているのも注目されるところ。「TripleHead」などの機能が削除されているが、画質を気にする静音PCマニアは要チェックの製品だろう。なお、多くのショップが入荷予定時期を6月下旬~末頃、予価を28,000円前後としている。
□Millennium P750(Matrox Graphics/インフォマジック)
http://www.matrox.com/mga/products/mill_pseries/p750.cfm
http://www.infomagic.co.jp/html/MILP.htm
□関連記事
【2002年11月30日】Parhelia-512搭載ビデオカードに256MBメモリ版登場、約8万円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021130/etc_parhelia256.html
| (Matrox Millennium P750) |
[撮影協力:SuperCOMとパソコン工房秋葉原店とコムサテライト3号店とBLESS 秋葉原本店]