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【桜花の全身】 | 【上半身】 |
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【背面】 | 【PC設置部】 |
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【関節部】 | 【関節パーツ】 |
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【腰部】 | 【下半身】 |
4月に段ボール製のMini-ITXタワーケース「段ボールPCボックス」を発売して注目を集めたルーポから、またも話題となりそうな製品が登場した。今度は、同じ段ボール製でも、なんと全長が2mもある“巨大ロボットPC”の「桜花」だ。デザインは、アニメによく出てくる巨大人型戦闘ロボットのようで、人型PCという点では5月に展示されて注目を集めた等身大フィギュアPCの「エレン」にも通じるものがある。
同社Webサイトで受注がスタートしているほか、LAOX ASOBITCITY(ブロックE2-[a5])の6Fで展示と販売が行なわれている。
●全長2mで27ヶ所の関節が動く
この「桜花」は、「段ボールPCボックス」と同じく、同社と段ボール関連製品の製造・販売を手がけるボックスマスターが共同で開発した製品。全長2mの巨大ロボットというだけでもインパクトは相当なものだが、肩や肘、膝、足首など全27ヶ所の間接を回したり曲げたりできるというギミックを備えるあたりにも、ユニークさにこだわる同社らしさがうかがえる。ちなみに、関節部品も段ボールだけでできている。
PCとして使う場合は、胸の部分に段ボール製PCケース(別売り)を組み込むことになる。全長が2mでも実質的な収納スペースはこの部分だけで、同社のWebサイトの解説も「無駄に場所をとるパソコンとして駆動!」と、ややジョークまじりだ。また、胸の部分には15インチの液晶モニタが搭載可能だが、その際はロボット自体に別途加工が必要になるため事前に問い合わせてほしいとしている。
●オプションも多数
段ボール製PC(79,800円)以外の別売りオプションは、肩に搭載できる段ボール製筐体のスピーカー(2,000円)、自立(固定)用の専用スタンド(20,000円)が用意されている(すべて同社Webサイトでの販売価格)。
なお、前述のとおり同社WebサイトとLAOX ASOBITCITY(ブロックE2-[a5])では完成品69,800円、組み立てキット49,800円ですでに受注が始まっている(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。自作派としては組み立てキットを購入したいところだが、部品は100点以上もあり、また組み立てマニュアルも付属していないので注意が必要だろう(組み立て時の作業画像を後日Webサイトに掲載予定としている)。なお、すべて組み立てるには慣れている人でも4時間ほどかかるというから、じっくり2日程度の休みを使って組み立てる覚悟がいりそうだ。
段ボール素材だけに、組み立てている最中や使用中に破損するなどといった事故もありそうだが、ルーポでは必要に応じて指定部分だけの部品売りもする予定があるという。これなら、塗装や変形加工などといったカスタマイズも失敗を恐れず気軽にできそうだ。
●初回限定で「勇者の剣」進呈
ちなみに、7月31日(木)までに注文すると、初回限定の特典として、ロボットの手に持たせることができる全長1.65mの「勇者の剣」がもれなく付いてくる。もちろんこれも段ボール製だ。
実物をチェックしたければ、LAOX ASOBITCITY(ブロックE2-[a5])の6Fに足を運んでみるといいだろう。
□桜花(ルーポ)
http://www.lupo.co.jp/develop/robot/robotpc_index.html
□ボックスマスター
http://www.box-master.com/
□関連記事
【2003年5月3日】等身大フィギュアPC「エレン」が展示中、姿は女性戦闘員
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030503/eren.html
【2003年4月26日】世界初?段ボール製のMini-ITXタワー型PCケースが発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030426/ccpcbox.html
| (PCケース) |
[撮影協力:ルーポとLAOX ASOBITCITY(ブロックE2-[a5])]