AGPスロットを搭載したデュアルCPU対応のワークステーション向けOpteron用マザーボードがようやく発売となった。
出回り始めたのは、RIOWORKS製のDual Socket 940マザーボード「HDAMB-WO」で実売価格は46,700円~49,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。また、フェイス秋葉原本店がサンプルを展示中のほか、ぷらっとホームがAGPビデオカードを搭載したデモ器を展示中だ。
「HDAMB-WO」はDual Socket 940マザーボードでは初となるAGPスロット搭載製品。チップセットはAMD-8111+AMD-8151(AGPコントローラ)の2チップで、PCI-XコントローラのAMD-8131は搭載せず、5本のPCIスロットは全て32bit/33MHz対応となっている。
オンボードデバイスの少ない比較的シンプルな製品だが、ラインナップとしては、このほかにIEEE 1394とSerial ATAとUSB 2.0に対応した上位モデル「HDAMB」も用意されている。
近日登場予定のnForce3 Pro 150チップセット搭載ASUS製シングルSocket 940マザーボード「SK8N」に比べるとやや高価で、かつ対応電源もEPS12Vタイプとされているものの、デュアルCPU構成が可能とあってハイエンド志向のパワーユーザーの注目を集めそうだ。
□HDAMB/HDAMB-WO(リオワークス)
http://www.rioworks.co.jp/news/june/hdamb.html
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【2003年6月21日】nForce3 Pro 150搭載シングルOpteronマザーが展示中
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030621/etc.html#sk8n
| (RIOWORKS HDAMB) |
[撮影協力:ぷらっとホームとフェイス秋葉原本店と高速電脳]