【 2003年7月5日号 】
ブラックライトに反応する派手なSocket Aマザーが登場
LANPARTY LANPARTY
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 ブラックライトで光るコネクタ部品やIDEケーブルなどを採用し、さらに独自機能の「RAID 1.5」をサポートするというユニークなnForce2 Ultra 400チップセット搭載Socket Aマザーボード「LANPARTY NFII ULTRA」がDFIから登場した。実売価格は16,799円~16,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「LANPARTY NFII ULTRA」は、基板上に搭載するAGP、PCI、DIMMスロットやIDE、FDDコネクタ、付属のスリムタイプIDE、FDDケーブルに、ブラックライトに反応して光る素材のものを採用するという、まさにブラックライト搭載PC向けのマザーボード。これだけ揃っていれば、とくに他のパーツを買い足さなくともブラックライトによるライトアップが堪能できそうだ。

 また、機能面においても、RAID 0+1相当の機能を2台のHDDで実現できる独自技術「RAID 1.5」を搭載するという特徴を持っている。同社によると、「RAID 1.5」はHDDへのデータ書き込みをRAID 1(ミラーリング)と同様に、読み出しをRAID 0(ストライピング)と同様に行なうことが可能で、パフォーマンスとデータ保護の両面に優れるという。実際どの程度のパフォーマンスが得られるのかは不明だが、通常4ドライブ以上が必要なRAID 0+1構成が2ドライブで実現できるというのは非常に興味深い。

 それ以外の搭載機能は、6チャネル出力対応サウンド、IEEE 1394、10Base-T/100Base-TX対応LAN(2ポート)など。

 さらに、2本の帯をタワーケースに巻きつけて持ち歩けるPC用バッグや、USB、IEEE 1394、サウンドのコネクタの位置を任意に変更できる5インチベイ用コネクタパネルなどが付属するなど、おまけも豊富だ。

 nForce2 Ultra 400搭載マザーボードとしてはやや高価な部類に入るが、ブラックライトに反応するパーツや「RAID 1.5」など魅力的な部分は数多い。ルックス重視派、機能重視派、おまけ重視派(?)のいずれのニーズも満たしてくれそうな製品だ。

□LANPARTY NFII ULTRA(DFI)
http://www.dfi.com.tw/Product/xx_product_spec_details_r_us.jsp?PRODUCT_ID=1524
□RAID 1.5
http://www.dfi.com.tw/Upload/News/US/arch168.jsp
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 (DFI LANPARTY NFII ULTRA)

[撮影協力:TSUKUMO eX.]


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