|
【 2003年7月12日号 】
|
その他のニュース
|
- ファンコントローラーとカードリーダーの合体機がデビュー
ファンコントローラとUSB 2.0対応メモリカードリーダーの機能を併せ持った5インチベイ用多機能パネル「SI-6020」がSNE(同社型番はB3CR6ーUSB2F)から発売となった。実売価格は8,780円~9,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。オープンベイに内蔵して使用するパネル製品はさまざまなものが販売されているが、ファンコントローラとメモリカードリーダーの両方の機能を持つというのはこの「SI-6020」が初めて。ファン制御用の4つのダイヤルと6種メディア対応のメモリカードリーダーのほか、温度表示LED、USB/ミニUSB/スピーカー/マイクといったコネクタなどが、5インチベイサイズのパネル表面に所狭しと詰め込まれている。温度センサーは3系統で、ファンの停止をアラームで知らせる警告機能も装備している。カラーはブラックのみ。オープンベイが少ない小型PCなどのユーザーにとっては注目の製品だろう。
□B3CR6ーUSB2F(http://www.sne-web.co.jp/newpage185.htm)
|
 |
- MSIがマウスとゲーム同梱のビデオカードを近日発売
MSIから、おまけとしてゲームソフトとマウスが付属するという少々変わったビデオカード「nBOX」シリーズが近々発売される予定だ。現在Stormでは、その第1弾となるGeForce FX 5900 Ultra搭載ビデオカード版のパッケージや中身の展示が行なわれている。このシリーズに付属するのは「Battlefield 1942」「Command & Conquer Generals」「Unreal II」といったゲームソフトのほか、MSIロゴの入ったアルミ製光学式マウス。同社のビデオカードで多数のゲームソフトをバンドルした製品はこれまでにもあったが、マウスまで付けるというのは異例だ。また、パッケージもどことなくマイクロソフトの「XBOX」を思わせるデザインで、「これがビデオカード?」と首をひねってしまう人もいるかもしれない。なお、ビデオカード自体はGeForce FX 5900 Ultraを搭載した独自基板採用の新型モデル。ブラケットは1スロットタイプで、放射状に広がる金色のヒートシンクが基板全体を覆っている。
□nBOX(http://www.msi.com.tw/html/newsrelease/product_news/2003_0707_nbox.htm)
|
 |
- DVD+R 8倍速書き込みのDVD±RWドライブが予約受付中
10日(木)付けで製品情報が公開されたばかりのプレクスター製8倍速DVD+R書き込み対応ATAPI接続型内蔵マルチDVDドライブ「PX-708A/JP」の予約が、早くもTSUKUMO eX.でスタートしている。入荷予定時期は9月で、予価は32,799円。書き込み速度の仕様は、DVD+R 8倍速、DVD+RW 4倍速、DVD-R 4倍速、DVD-RW 2倍速、CD-R 40倍速、CD-RW 24倍速。8倍速書き込みに対応するのはDVD+Rのみだが、DVD系メディアの書き込み速度では最速となるだけに速度重視派にとっては注目の製品だろう。なお、ラインナップにはブラックベゼルモデル「PX-708A/JPB」やUSB 2.0/IEEE 1394接続の外付けタイプ「PX-708UF/JP」(ベーシックモデル/フロントカラーリングモデル)もある。同社発表の発売予定時期は、「PX-708A/JP」が9月中旬、そのほかは10月中旬。
□PX-708A(http://www.plextor.co.jp/products/px708/px708.html)
|
 |
- ノートPC用Serial ATA対応PCカードがデモ、外付けHDD向け
PCカード型では初の製品となるSerial ATAインターフェイスカードのデモが12日(土)からパソコンショップ アークで始まっている。Serial ATAはもともと内蔵型デバイスでの使用を前提としたインターフェイスだが、現在はSerial ATA接続の外付け型HDDも発売されており、実質その前提はないも等しい状態となっている。もちろんこのPCカードもそうした外付け型デバイスの接続を目的としたもので、カードの側面には2個のSerial ATAコネクタが装備されている。なお同店では、このカードのメーカーや型番などは不明で、入荷するかどうかは「デモの評判次第で決める」としている。また、このカードのほか外付け型Serial ATA対応HDDの新製品(メーカー非公開)についてもデモを行なっている。こちらは近日入荷予定で、予価は未定。
□アーク(http://www.ark-pc.jp/)
|
 |
- ヒートレーン採用でファンレスのGeForce4 Ti搭載カードが発売
ヒートレーンの採用によりファンレスを実現したMSI製GeForce4 Tiシリーズ搭載ビデオカード「寂、」シリーズが発売になった。搭載ビデオチップはGeForce4 Ti 4600と4800 SE。同シリーズは、同社が3月にキューブ系自作PCキット「MEGA」などとともに展示を行なった「Ti4200-VTD8X無音バージョン」(当時名称)の上位モデル。カードを挟むように装着されたヒートレーン方式の大型ヒートシンクがなんともユニークだが、ヒートシンクはかなりの厚さがあるので装着時は注意が必要だろう。ファンレスのビデオカードはTSUKUMO eX.が独自に改造したGeForce FX 5600 Ultra搭載カードなどがすでに発売されているが、同シリーズはメーカー保証もあるため安心感がある。ビデオチップが世代的に古いという点は気になるが、確実なファンレス環境を手軽に手に入れたいという人には要注目の製品だろう。実売価格は18,970円~29,500円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□Micro-Star International(http://www.msi.com.tw/)
|
 |
戻る
Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved. E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp
|
|