世界最速のPC4300メモリが玄人志向から、中身はメルコ製

	【 2003年8月23日号】
	世界最速のPC4300メモリが玄人志向から、中身はメルコ製

　DDR533（PC4300）への対応をうたったDDR SDRAMモジュールが玄人志向から登場した。実売価格は容量512MBの「DD533-512/H」が27,999円、同256MBの「DD533-S256/H」が14,799円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。なお、メモリチップのモジュールへの実装は、256MB版が片面実装で、512MB版が両面実装となっている。
　DDR SDRAMモジュールでは最速仕様となるだけに注目といえるが、気になるのはパッケージに記されている「国内有名メーカー製」の文字。なんと箱を開けて出てきたのは「BUFFALO」ブランドロゴ入りラベルが貼られたモジュールで、つまり「国内有名メーカー」というのは同ブランドを有するメルコだったというわけだ。
　そのほか、パッケージには使用チップ（Hynix製「HY5DU56822BT-D43」）や動作確認環境（Pentium 4 2.4C GHz、ASUS製「P4C800 Delux」）といった詳細スペックも記されている。玄人志向ブランドでは上級者向けとなる「キワモノ」シリーズではあるものの、このようにスペックが明確にされているのは購入者にとっては便利な点だろう。
　ちなみに、「DD533-S256/H」のモジュール表面に貼られているラベルには、「DD533-S256/HB」という型番や「256MB 533MHz CL2.5」といったスペックが記されているのが確認できた。
　コアなオーバークロッカーはもちろん、海外ブランドのオーバークロック仕様モジュールは手を出しにくいと思っていた人にも狙い目といえそうだ。
□玄人志向
http://kuroutoshikou.com/
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030809/etc.html#pc4200

　（玄人志向 DD533）

[撮影協力:TSUKUMO eX.]

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