【 2003年8月30日号 】
	その他のニュース

• 無線LANの電波を検出する携帯アイテム「WiFi Finder」登場
  

  無線LANの電波状況が確認できるというユニークな小型アイテム「WiFi Finder」がKensingtonから登場した。実売価格は4,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「802.11 Wireless Network Detector」と銘打たれたこの製品は、その名のとおりIEEE 802.11b/g規格の無線LANの電波状況が確認できるという手のひらサイズのアイテム。本体の中心部にあるボタンを押すと、約60m（200フィート）以内にある電波を検出し、その強度がLEDによって3段階で表示される。同社によれば、他の電波に対するフィルターを持っており、Bluetoothや携帯電話などの電波による誤動作はないという。また、ボタン押下後2分間連続で検出が可能で、歩きながらの電波状況の確認も可能とのこと。小型で携帯が可能なので、外出先でホットスポットを利用する機会が多いという人や、自分の無線LANの電波がどこまで外に出ているのか手軽に確認するにはうってつけの製品だろう。 □WiFi Finder（http://www.kensington.com/html/3720.html）

• 2.2GBのCFサイズHDDが発売、Magicstor製で約26,000円
  

  CFカードやMicrodriveと同サイズでCF+ Type IIに対応した容量2.2GBの小型HDD「1022C」がmagicstorからバルク品で登場した。実売価格は25,999円～31,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。この種の小型大容量メディアとしては、容量1GBのCFカードやMicrodriveが出回っているが、「1022C」はそれらと同じサイズでありながら、倍以上となる2.2GBという記録容量を実現しているのが大きな魅力。主な仕様は、ディスク回転数が4,200rpm、最大内部転送速度が12.5MB/s（99.6Mbits/s）、平均シークタイムが10msで、電圧は3.3V/5V対応（自動検出）。Microdriveの1GBモデルのストリートプライスが1万円台中盤～後半となっていることを考えると、この「1022C」は価格的にも魅力のある製品といえるだろう。なお、ラインナップには容量2.4GBの上位モデル「1024C」もある。また、同サイズのHDDとしては、HGST（日立）から4GBモデルの発表が行われている。 □1022C/1024C（http://www.gs-magicstor.com/products-c/cpgg.htm）

• PCI用では最速のビデオカードが発売、GeForce FX 5600を搭載
  

  PCIインターフェイスのGeForce FXシリーズ搭載カードとしては最上位のスペックとなるGeForce FX 5600搭載の「TORNADO GeFORCE FX 5600(FX5600-8X W/128MBCRT DVI TV PCI)」がInnoVISIONから発売となった。実売価格は15,800円～17,480円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。PCIインターフェイスではこれまでGeForce FX 5200を搭載した製品が出回っていたが、この「TORNADO GeFORCE FX 5600(FX5600-8X W/128MBCRT DVI TV PCI)」はスペック面ではその上位となる。PCIインターフェイスのGeForce FXシリーズ搭載カードとしては、これが現時点で最も高い仕様となるだけに、PCIスロットしか持たない小型PCなどのユーザーにとっては注目の製品だろう。ビデオメモリは128MBのDDRタイプで、テレビ出力コネクタ、DVIを装備している。 □TORNADO GeFORCE FX 5600（http://www.ivmm.com/inno3d/geforcefx/products_gf_fx_5600.html）

• GeForce FX 5200で256MBメモリを搭載した製品が登場
  

  GeForce FX 5200搭載カードでは初のビデオメモリ256MBの製品となる「TORNADO GeFORCE FX 5200(FX5200-8X W/256MB CRT DVI TV)」がInnoVISIONから登場した。実売価格は11,970円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。「TORNADO GeFORCE FX 5200(FX5200-8X W/256MB CRT DVI TV)」の主な仕様は、ビデオメモリが256MBのDDRタイプ、出力コネクタがVGA、DVI、テレビの3種類。機能面などにとくに目立った特徴はないものの、最近の256MB版ビデオカードとしては安価の部類に入り、コスト重視派なら要チェックの製品だろう。なお、GeForce FXシリーズでは、これまでにGeForce FX 5600/5900/5900 Ultraを搭載するカードに256MBモデルの発売が確認されている。 □TORNADO GeFORCE FX 5200（http://www.ivmm.com/inno3d/geforcefx/products_gf_fx_5200.html）

• MPEG-4とMP3対応の液晶付き携帯プレイヤーがUSB 2.0対応に
  

  1月に登場したMP3、DivXといった形式の動画やサウンドなどが再生可能なARCHOS製多機能ポータブルプレイヤー「Jukebox Multimedia 20」の上位製品「Jukebox Multimedia 120」が東海理化販売から発売となった。実売価格は59,800円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。従来モデルの「Jukebox Multimedia 20」からの主な強化点は、インターフェイスのUSB 2.0化とXviD形式ビデオファイルのサポートで、さらに対応解像度も352×288ドット/25fpsから352×288ドット/30fps～640×368ドット/25fpsに強化されている。20GB HDDやカラー液晶画面を搭載するのは従来どおり。筐体デザインも、細部は異なるがほぼ前モデルを踏襲している。また、MPEG-4形式による録画ができるアダプタ「JBMデジタルビデオレコーダー」が付属するのも特徴のひとつ。アダプタはテレビ入力コネクタを装備しており、ビデオデッキなどの外部機器と繋げることで、「Jukebox Multimedia 120」の内蔵HDDに映像を記録することが可能だ。記録の映像フォーマットはDivXで、解像度は304×224ドット/30fps。 □Jukebox Multimedia 120（http://www.torica.com/products/archos/jbm120.pdf）

• アミューズメント施設「GiGO」が10月に開店、第一家電跡地
  

  再開発計画の関係なのか、アキバではこのところ飲食店やアミューズメント系施設のオープンが目だっているが、今度は10月に中央通り沿いの一等地に大型アミューズメント施設「アキハバラ ギーゴ（GiGO）」がオープンする予定が明らかになった。予定の店舗は第一家電秋葉原本店が入っていた8F建ての半田ビル（ブロックB2-[c4]）。第一家電が債務超過に陥って民事再生手続きを申請してからというもの、この店舗は1年以上も空きの状態が続いていたがこれでようやく埋まることになる。新店はセガアミューズメントが運営し、店内には体感ゲーム機やメダルゲームなどが設置されるものとみられる。アキバにはすでにセガのアミューズメント施設として「クラブセガ秋葉原（CLUB SEGA）」があり、この店頭で新店のオープンとスタッフ募集を告知する貼り紙が出ている。なお、スタッフ募集の項目には「コスプレスタッフ」という記述もあり、店内にコスチューム姿の店員を用意する計画もあるようだ。 □セガアミューズメント（http://www.sega-am.jp/）

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp