GIGABYTEから、データ転送速度800MbpsのIEEE 1394bコントローラをオンボード搭載したSocket 754マザーボードが2機種登場した。nForce3 150チップセット搭載の「GA-K8NNXP」とApollo K8T800チップセット搭載の「GA-K8VNXP」で、実売価格は「GA-K8NNXP」が22,800円~24,500円、「GA-K8VNXP」が21,580円~22,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
チップセットの異なる両製品だが、特徴はほぼ共通しており、ともに大型VRMのAthlon 64対応版「DPS K8(Dual Power Sysytem K8)」が付属するほか、Serial ATA(RAID 0/1対応)、Ultra ATA/133対応RAID(RAID 0/1/0+1対応)、デュアルLAN(10Base-T/100Base-TX/1000Base-T、10Base-T/100Base-TX各1ポート)、6チャネル出力対応サウンドなど、非常に豊富なデバイスを搭載している。
また、どちらもマザーボードでは初めて800MbpsのIEEE 1394b対応コントローラをオンボード搭載しているのも大きな特徴。従来のIEEE 1394は400Mbpsであり、対応デバイスを使えばその倍でデータ転送が可能になる。
さらに、「GA-K8NNXP」のSerial ATA機能はホットプラグをサポートするとされているのも特徴のひとつ(チップはSilicon Image製「SiI3512CT128」を搭載)。コネクタ付きブラケットも付属しているので、外付けのSerial ATAデバイスを利用したいと考えている人は狙い目の機能だろう。
GIGABYTEからはこのほか、ATXで廉価版の「GA-K8VT800 Pro」(Apollo K8T800)と「GA-K8N Pro」nForce3 150)、microATXの「GA-K8VT800M」(Apollo K8T800)も出ており、Athlon 64対応のSocket 754マザーボードもようやく選択肢が増えてきたといった印象。今週はリテールパッケージ品の登場によりAthlon 64の単品販売も本格的にスタートしており、自作PC市場で今後Socket 754プラットフォームが勢力を拡大するのは間違いなさそうだ。
□GA-K8NNXP(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-K8NNXP.htm
□GA-K8VNXP(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-K8VNXP.htm
□GA-K8VT800 Pro(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-K8VT800%20Pro.htm
□GA-K8N Pro(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-K8N%20Pro.htm
□GA-K8VT800M(Gigabyte Technology)
http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-K8VT800M.htm
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【2003年9月20日】2製品目のAthlon 64対応マザー「K8V Deluxe」がASUSから
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030920/etc_k8vdx.html
| (GIGABYTE GA-K8NNXP) |
| (GIGABYTE GA-K8VNXP) |
| (GIGABYTE GA-K8VT800 Pro) |
| (GIGABYTE GA-K8VT800 Pro) |
| (GIGABYTE GA-K8VT800M) |
[撮影協力:TSUKUMO eX.]