新型廉価チップセットのi865GV、SiS661FXを搭載したmicroATXフォームファクタのSocket 478マザーボード2製品がGigabyteから登場した。実売価格はi865GV搭載「GA-8I865GVMK」が11,500円~13,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、SiS661FX搭載「GA-8S661FXM」が9,800円~10,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。i865Gの下位モデルとなるi865GVは、AGPスロットをサポートしない点を除けばi865Gと同スペックで、FSB 800MHzやデュアルチャネルDDR400は同様にサポートしている。もちろん他のi865シリーズと同じICH5/ICH5Rに対応しており、ICH5を搭載する「GA-8I865GVMK」ではSerial ATAインターフェイスも使用可能だ。一方のSiS661FXは、FSB 800MHz/DDR400をサポートしたVGA機能統合型チップセットで、搭載するグラフィックスコアの「Real256E」がソフトウェアレベルながらDirectX 9に対応しているのが特徴。「GA-8S661FXM」はAGPスロットを装備しており、内蔵VGA機能でパフォーマンス不足の場合などにも対応できる。搭載するサウスブリッジがSiS963Lのため、Serial ATAインターフェイスを装備していないのが残念な点だが、実売価格が1万円前後と安く、コスト重視派は要チェックの製品といえるだろう。
□GA-8I865GVMK(http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-8I865GVMK.htm)
□GA-8S661FXM(http://www.giga-byte.com/MotherBoard/Products/Products_GA-8S661FXM.htm)
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