【 2003年12月6日号 】
また謎のビデオチップが登場、今度は「GeForce4 MX4000」
GeForce4MX4000?GeForce4MX4000?
GeForce4MX4000?GeForce4MX4000?
「GeForce4MX4000」なる謎のビデオチップを搭載したカード2製品が玄人志向から登場した。名称からGeForce4 MX系のビデオチップと思われる「GeForce4MX4000」だが、もちろんNVIDIAのWebサイトには該当するチップは掲載されていない。

 実売価格は、テレビ出力機能搭載モデル「GF4M4000-A128C」が6,470円~6,779円、LowProfileサイズ対応モデル「GF4M4000-LA128V」が6,170円~6,479円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 玄人志向の製品情報も動作クロック(コア275MHz/メモリ360MHz)やAGP 8X対応などの仕様を記すのみだが、OEM元のPalitのWebサイトには「GF4M4000-A128C」の元の製品と思われる「GeForce MX 4000」という製品名のビデオカードが掲載されており、そこではGeForce4 MX 440 with AGP 8Xと比較した上で「(16x16 DRAMを採用した)"value 128MB" solution」と記されている。

 この「16x16 DRAM」は16bit幅×16Mbit=容量256Mbitのメモリチップを指すものと見られ、従来の128MB版GeForce 4 MX440搭載モデルが(確認できた範囲では)全て128Mbit品を搭載していたことから、サポートしているメモリチップの容量が向上した、というのが「GeForce4MX4000」の特徴のひとつであるといえそうだ。なお、Palitでは「256Bit Graphics Core」「Memory Bandwidth 8.0 GB/sec」などとも告知しており、こうした仕様はGeForce 4 MX 440と変わりない。

 ちなみにビデオチップのマーキングは「MX 4000」となっており、違いの大小はともかく、名前の面からはれっきとした新型ビデオチップといえそうだ。

□GF4M4000-A128C/GF4M4000-LA128V(玄人志向)
http://www.kuroutoshikou.com/products/gboard/gf4m4000-a128c.html
http://www.kuroutoshikou.com/products/gboard/gf4m4000-la128v.html
□GeForce 4 MX 4000搭載製品の製品情報(Palit)
http://www.palit.com.tw/product/MX4000.htm
□GeForce 4 MXシリーズ(NVIDIA)
http://www.nvidia.com/page/geforce4mx.html
 (玄人志向 GF4M4000シリーズ)

[撮影協力:カクタソフマップソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館TSUKUMO eX.]


[前の記事]: 仮想FDモードを備えた多機能メモリカードリーダが発売に
[次の記事]: LAOXの中古品販売専門店「PC EXPOT」オープンに長蛇の列

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2003 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp