ギリシャ神話に登場する牛頭の巨人モンスター“ミノタウロス”をモチーフにデザインされたスチール製ミドルタワーケース「3GTH-202」がCasEdgeから登場した。実売価格はUSER'S SIDE本店で26,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
同社が「Gaming Tower」とうたうこの「3GTH-202」は、PCゲーマーをターゲットにしたデザインPCケースで、ギリシャ神話に登場するミノタウロスの顔をモチーフにしたフロントパネルのデザインが特徴。歯のような前面コネクタのカバーもユニークで、正面から見るとまるで怒りの表情でこちらを睨んでいるかのようだ。
また、単に見た目だけではなく、取り外し可能なマザーボード用プレートやレールを使ったドライブベイ取付け機構、側面窓などを採用するなど、細かいメンテナンス性の配慮がされているのも大きな特徴。HDDの取り付けや取り外しは専用の取っ手を使う構造になっており、この取っ手やレール、ネジ類などはケース内側下部の専用収納部に収納できる工夫がなされている。この収納部も凝った作りになっており、輸送時にレールが落ちたりしないよう、リング状の取っ手を引いたときだけレールを出し入れできる仕様になっている。パフォーマンス重視でPC内部を頻繁にいじりまわすPCゲーマー向けに作られたというだけあって、外も中も作りがマニアックだ。
ドライブベイは5インチ×4、3.5インチ×2、3.5インチシャドウ×4で、ケースファンは背面に12cmファンを1基装備。右側のサイドパネルはパッシブダクトを装備した窓付きタイプで、ライトアップ用のネオン管が1本付属している。電源は非搭載。
なお、現時点では青色モデルのみ販売中で、このほか赤色、紫色、黄色の各モデルが用意されているが、これらの入荷予定はないとしている。
□3GTH-202(CasEdge)
http://www.casedge.com/ProductDetails.aspx?ProductID=106
| (Case Edge 3GTH-202) |
[撮影協力:USER'S SIDE本店]