同社の新シリーズ「Terminator 2」に属する製品で、多数のドアで各種デバイス/コネクタ類を隠すデザインや、前面LED/操作ボタンでFMラジオやCD再生の制御ができるのも特徴。このFMラジオ/CD再生機能は「Audio DJ」と呼ばれるもので、PCを起動していない状態でも利用できるもの。Audio DJ未利用時は時計表示もできるという。ちなみに、このFMラジオチューナー部は「標準では北米仕様になっており、国内仕様に変更するにはBIOS画面でのセットアップが必要」（オリオスペック（外神田2-19-2 篠田ビル2F））とのこと。

　主なスペックはチップセットがi865G+ICH5、オンボードデバイスがVGA、6chサウンド、LANなど、拡張スロットがAGP×1+PCI×1+DDR DIMM2、標準搭載デバイスがFDDと7 in 1 メモリーカードリーダーなどといったもの。

　筐体サイズは従来のTerminatorシリーズとほぼ同じだが、筐体構造は若干変更されており、従来採用していた「ファンレス電源＋ケースファン1基」の冷却構造は廃止され、代わりにファン付き電源＋ケースファン1基という一般的な構成になっている。

　姉妹モデルにはRADEON 9100 IGP搭載で「Audio DJ」無しの「Terminator 2-R」もあるが、こちらは現在未発売。入荷予定は「今月中」（TSUKUMO eX.）という。

※(1/15追記) ラジオチューナーは「標準設定が北米設定だっただけで、BIOS調整で国内仕様に変更できることが判明した」（オリオスペック（外神田2-19-2 篠田ビル2F））とのこと

[撮影協力:オリオスペック（外神田2-19-2 篠田ビル2F）とBLESS 秋葉原本店とTSUKUMO eX.]

　オンボードデバイスはVGA、6chサウンド(光コネクタ付き)、LAN(RTL8100)、IEEE 1394(VT6307)、Serial ATA(VT6420)などで、拡張スロットはAGP×1+PCI×1+DDR DIMM×2。

　筐体デザインは同社の従来モデルとは若干異なり、特徴だった上下スライド式の前面扉がトレイ部分のみ開閉する一般的な光学ドライブ扉に変更されている。

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[撮影協力:フェイス]

　PC自作キット自体はIwill XP4 EVOのOEM(色違い)と思われるもので、デザインや主要スペックはほぼ同じ。主なオンボードデバイスはVGA、サウンド、LANなどで、拡張スロットはPCI×1+DDR DIMM×1。

　付属しているTVキャプチャカードはSAA7130チップを採用したソフトエンコードタイプ。

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[撮影協力:ソフマップ1号店 Chicago パソコン・デジタル館]

　実売価格は27,667円で、i865G搭載のH865Gよりも約6千～9千円ほど安い。

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[撮影協力:OVERTOP]