ユニークなジェスチャー機能はリモコン内蔵のジャイロセンサーを活かしたもの。「リモコンを上に振ると音量アップ」「右に振るとDVD再生を早送り」など、振る方向別に様々な機能を割り当てでき、外箱には8方向それぞれに別の機能を割り当てた説明図が描かれている。割り当て可能な機能はマルチメディア系機能やブラウザ制御系機能、プログラム起動/ウィンドウ切り替えなど80以上。ジェスチャー操作のほか、用意されているボタン類での操作も可能。

　搭載しているマウス機能もジャイロセンサーを使ったもので、空中でリモコンを動かすことでマウスポインタが移動する仕組み。この機構は同社のワイヤレスマウス「Ultra GT Cordless Optical Mouse」などでの採用例がある。

　通信方式は電波式で「最大100フィート」(約30m)という通信範囲もウリ。バッテリーの交換周期は約4ヶ月。

　また、小型キーボードセットの付属キーボードが電波式ワイヤレスなのも特徴。フルサイズのワイヤレスキーボードはほぼ全てが電波式だが、小型ワイヤレスキーボードはほとんどが赤外線式で、電波式は非常に珍しい。

　ユニークな特徴の多い製品だが、対応OSが「Windows XP Media Center Edition」のみとされているので要注意。実際にテストしたドスパラ秋葉原本店でも「通常のWindows XPでは、マウス機能のみが利用可能で、ジェスチャー機能やマルチメディアボタン類は利用できなかった」としている。Windows XP Media Center Editionは、Windows XPをベースとしたリビングルームPC向けのOSだが、今のところ完成品PCにインストールされた状態でのみ販売されており、自作PC向けには販売されていない。

　上記のほか、セットのリモコン付きマウスを単なるマウスに変更したジャイロ式ワイヤレスマウス＋ワイヤレス小型英語キーボードセット「ULTRA CORDLESS OPTICAL SUITE」も発売されている。この製品は以前発売された「ULTRA CORDLESS OPTICAL SUITE」のマイナーチェンジ版と思われる。

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[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

　ゲームパッド「AIR FLO PC」は本体裏側のファンで吸気、左右両側のグリップ部分に送風して手を冷やすという構造。ファン速度は本体上部のスライドスイッチでHIGH/LOW/OFFの3段階に切り替えできる。動作音はHIGHの際はやや大きめだが、LOWならばそれほどでもない、といった程度。また、この種の製品では珍しく、方向指示用パッドが完全な十字形状になっているのも特徴。接続インターフェイスはUSB。

　もう一方のマウス「AIR FLO MOUSE」は、同様にマウス奥側から吸気し、手前と側面に送風する構造。ファン速度は裏面スイッチで3段階に調整できるが、動作音はゲームパッドよりもかなり静かで、その分風量も少なく感じる。同じコンセプトの製品としては、昨年8月に発売されたJUNGWOO製「clicknjoy」などがあるが、それと比べてもこちらの方が静か。搭載センサーは光学式で、接続インターフェイスはやはりUSB。

　上記2製品とも、ドスパラ秋葉原本店(2F)で店頭デモ中。

　ちなみにメーカーのNYKOでは、PlayStation 2用のAIR FLO EX FOR PLAYSTATION 2やXbox用のAIR FLO EX FOR XBOXも製品化している。

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[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

　2ボタン式の光学式マウスを縦に細長く引き延ばしてペン型にしたような形状で、通常の光学式マウスが使用できるような環境ならどこでも使用可能。ボタンは縦位置に並んでおり、下が通常のマウスの左ボタン、上が右ボタンに相当し、マウス全体形状や機能は左右対称になっている。

　付属の小型マウスパッドとマウスの接地面の両方に弱い磁石が内蔵されており、未使用時には磁力によって垂直に立てて置くことができる。

　ホイールやそれに類する機能は付いていない。

　ブルーモデルとブラックモデルの2種類が発売されている。

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[撮影協力:TSUKUMO eX.とドスパラ秋葉原 Prime館とカクタ ソフマップ]

　スクロール用ホイールがあることと、上面の左右ボタンが▽（左）と○（右）に分けられているのが特徴。左右ボタンはグリップの部分にもついている。

　重量は61g。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店]

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[撮影協力:TWO-TOP秋葉原本店]

　付属のBluetoothアダプタは単品で同時発売された「BT009X」と同じもので、マウス以外のBluetooth機器も利用可能。

　マウスのセンサーは光学式で、電源は単4電池2本を利用する。

　Bluetooth接続の入力機器はマイクロソフトやロジクールなどがマウスやキーボードを発売しているが、いずれも実売価格が1万円を超えていた。

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[撮影協力:Mobile専科 東京秋葉原店]

　各キーに割り当てできるのは、「任意の1キー」や最大480キー分のキー入力で、カスタマイズ結果はキーボード内のフラッシュメモリに記録される。

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[撮影協力:ぷらっとホーム]

　リモコン受光部と切り替え器本体が分離されているのも特徴で、両者は1.8mのケーブルで結ばれている。

　対応解像度は最大2,048×1,536ドット。

[撮影協力:ぷらっとホーム]

　切り替えのためのホットキーは「Ctrlキーを2回押す」と「NumLockキーを2回押す＋F1またはF2キーを押す」の二通りを選択することができる。

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

　切り替え対象はVGA/キーボード/マウスで、切り替え操作はホットキーまたは切り替えボタンで行うしくみ。

[撮影協力:浜田電機]