Socket 478マザーボードの新製品 2004年3月6日号
※このページにおける価格などは、Watch編集部が各ショップ店頭での表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。

【Socket 478マザーボードの新製品】
メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

Socket 478マザーボード
|SUPERMICRO P4SCT
(i875P(HanceRapids),ATX,VGA(RAGE XL/8MB)
 ,1000Base-T LAN(CSA),AGP Pro1,PCI-X3,PCI2
 ,DDR DIMM4)
30,500ぷらっとホーム4F,売り切れ。20日(土)頃再入荷予定
31,800USER'S SIDE本店売り切れ。13日(土)再入荷予定
31,800ファナティック 東京店売り切れ。今月中旬再入荷予定
|SUPERMICRO P4SCT+II
(i875P(HanceRapids),ATX,VGA(RAGE XL/8MB)
 ,Dual 1000Base-T LAN(CSA+82541)
 ,Serial ATA-RAID(88SX5040/4ch),AGP Pro1,PCI-X3
 ,PCI2,DDR DIMM4)
39,800ぷらっとホーム4F,売り切れ
40,800USER'S SIDE本店売り切れ。13日(土)再入荷予定
P4SCT+II写真
P4SCT写真
P4SCT写真

 AGPスロットとPCI-Xスロットの両方を備えた初のPentium 4用マザーボード。メーカーはSUPERMICROで、チップセットはi875P+HanceRapids。

 i875Pは、ICH5/5Rと併用するのが一般的だが、この製品では変則的にPCI-X対応でE7210向けの「HanceRapids」チップを採用することでAGPスロットとPCI-Xスロットの両立を実現している(E7210はAGP非対応)。もちろんこの組み合わせはIntelの公式仕様にないものだが、そもそもE7210は「i875Pの改良版」と事前告知されており、両者の類似点を利用してSUPERMICROが独自に製品設計したものと思われる。なお、ノースブリッジ - サウスブリッジ間の接続インターフェイスは通常のi875P同様のHub Interface 1.5(266MB/s)で、64bit/66MHz PCI-Xの最大帯域(533MB/s)よりも小さいので、パフォーマンスを重要視する場合には注意が必要。

 発売された製品は標準タイプの「P4SCT」とMarvell 88SX5040チップによる4ch Serial ATA-RAID(0/1対応)と2ポート目の1000Base-T LANを追加搭載した「P4SCT+II」の2タイプ。これら2デバイス以外の基本構成はほぼ共通で、拡張スロットとしてはAGP Pro×1(AGP 8X対応)+PCI-X×3+PCI×2を、オンボードデバイスとしてはVGA(RAGE XL/8MB/PCI接続)やCSAによる1000Base-T LANを搭載している。サーバー向けの製品のため、サウンド機能や派手なマニア向け機能はついていないが、BIOSには1MHz単位と思われるFSB設定機能もついている。

 基板デザインは同時発売のE7210マザーボード「P4SCT+」と共通。

 入荷ショップの全てで完売しているが、いずれも来週~今月中旬にかけて再入荷する見込みという。

□関連記事
【2月21日】Intelの未発表チップセット「E7210」搭載マザーボードが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040221/etc_p4sci.html

[撮影協力:USER'S SIDE本店ファナティック 東京店]

|SUPERMICRO P4SCT+
(E7210(HanceRapids),ATX,VGA(RAGE XL/8MB)
 ,Dual 1000Base-T LAN(CSA+82541)
 ,Serial ATA-RAID(Marvell),PCI-X3,PCI2
 ,DDR DIMM4)
39,800USER'S SIDE本店
42,000ファナティック 東京店売り切れ。次回入荷は今月中旬
写真写真
写真写真

  PCI-X対応のPentium 4用チップセット「E7210」を搭載したサーバー向け仕様のSUPERMICRO製マザーボード。

 AGPスロットは搭載していないが、CSAとi82541によるDual 1000Base-T LANや、サウスブリッジチップ「HanceRapids」とMarvell製チップによる合計6ポートのSerial ATA-RAID(RAID 0/1対応)、RAGE XL(PCI/8MB)によるVGAなどを標準搭載している。拡張スロットはPCI-X×3×PCI×2+DDR DIMM4。PCI-Xスロットのうちの1本は「ゼロチャネルRAID対応」を示すことが多い緑色のスロット部品を採用しているが、製品情報にはこれに関する記載は特にない。

 基板デザインは、i875P+HanceRapidsチップセットを搭載した同時発売の姉妹モデル「P4SCT」と同じで、P4SCTが備えるAGPスロットは空きパターンになっている。

 上記のほか、ぷらっとホームでも近日中に入荷予定。

□関連記事
【2月21日】Intelの未発表チップセット「E7210」搭載マザーボードが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040221/etc_p4sci.html

[撮影協力:ファナティック 東京店]

|Intel SE7210TP1-E
(E7210(HanceRapids),ATX,VGA(RAGE XL/8MB)
 ,1000Base-T LAN(CSA),LAN(i82551),PCI1,PCI-X3
 ,DDR DIMM4)
28,800BLESS 秋葉原本店
29,800USER'S SIDE本店
|Intel SE7210TP1-E(SE7210TP1SCSI)
(E7210(HanceRapids),ATX,VGA(RAGE XL/8MB)
 ,1000Base-T LAN(CSA),LAN(i82551)
 ,Ultra 320 SCSI(AIC-7901),PCI1,PCI-X3
 ,DDR DIMM4)
39,800USER'S SIDE本店
写真写真
写真写真

  PCI-X対応のPentium 4用チップセット「E7210」を搭載したIntel純正マザーボード。標準タイプとUltra 320 SCSIオンボードタイプの2モデルが発売されている。

 ローエンドサーバー向けの製品で、オンボードVGA(RAGE XL/8MB/PCI接続)や1000Base-T+100Base-TXのDual LANなどを搭載している反面、サウンド機能やAGPスロットはついていない。拡張スロットはPCI×1+PCI-X×3+DDR DIMM×4。

 E7210搭載製品としては、SUPERMICRO P4SCi/P4SC8/P4SCT+などが発売されている。

□関連記事
【2月21日】Intelの未発表チップセット「E7210」搭載マザーボードが発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040221/etc_p4sci.html

[撮影協力:USER'S SIDE本店]


[前のジャンル]:メモリ/関連製品
[次のジャンル]:Socket 479Mマザーボード

Copyright (c) 2005 Impress Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.
[Back]ジャンル一覧に戻る