初のDDR2対応DIMM。メーカーはCorsairで対応規格はPC4300(DDR2 533)、容量は512MB。 DDR2 DIMMは、Intelの次世代チップセット「Grantsdale」などで採用されると見られる新しいメモリ規格。技術的にはDDRメモリの改良版にあたるが、DIMM自体には互換性はなく、メモリソケットも従来とは非互換の240ピンタイプが使われる。Grantsdaleで利用されると思われるメモリ規格はDDR2 400(PC3200)とDDR2 533(PC4300)。なお、Grantsdaleは現在のDDR DIMMにも対応すると見られており、マザーボード登場当初からDDR2 DIMMが利用できるかどうかは不明。 USER'S SIDE本店が販売を始めたのは先々週から店頭展示しているES品とは異なる正式製品版で、「パッケージや型番、外見などは同じでラベルに“ES”がないのが主な違い」(同店)というもの。先週末~今週末にかけて入荷した分は予約分などで完売しているが、来週末にも少量入荷する予定という。 ちなみにDDR DIMMの最高速は今週発売された「PC4500」対応タイプ。 □製品情報(PDF) http://www.corsairmemory.com/corsair/products/specs/cm2x512-4300.pdf □関連記事 【2月14日】DDR2のPC用512MB DIMMサンプル品が展示中、Corsair製 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040214/etc.html#ddr2 【1月10日】DDR SDRAM最速記録更新、今度はCorsair製のPC4400 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040110/etc.html#pc44001
[撮影協力:USER'S SIDE本店]
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