microATXマザーボードが搭載できるAntecのキューブ系PCケース「Aria」が発売となった。小型のPCケースとしては大容量の300W電源や、8種メディア対応カードリーダーを搭載する点も特徴だ。実売価格は12,980円~15,540円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「Aria」の筐体はサイズが高さ200×幅269×奥行き335mmと、キューブ系としては大型だが、Mini-ITXよりも選択肢が豊富なmicroATX対応マザーボードが搭載可能で、ドライブベイも5インチ×1、3.5インチシャドウ×3と豊富。電源もこのサイズとしては大きい300Wタイプを搭載しており、ハイパフォーマンスあるいは大容量HDDの小型PCの自作に最適と言えそうだ。
シルバーとネイビーブルーのツートンカラーを基調にした洗練されたデザインも注目点のひとつ。フロントパネルの両サイドには、電源ランプとして機能する青色LEDを内蔵している。5インチベイはトレイ連動の開閉カバー付きだ。
ケースファンは、電源の冷却を兼ねる背面12cmファンと、拡張スロットに薄型ファンを装備。動作音量は25dBとしており、静粛性が期待できる。
ただし、内部は上側のスペースをドライブベイが占めており、大型のCPUクーラーを用いる際は干渉に要注意。国内代理店のバーテックスリンクによれば、Pentium 4リテールパッケージ品付属のクーラーは大丈夫だという。
□Aria(Antec/バーテックスリンク)
http://www.antec-inc.com/pro_details_enclosure.php?ProdID=15130
http://www.vertexlink.co.jp/press2004042002.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040327/etc_ariademo.html
| (Antec Aria) |
[撮影協力: BLESS秋葉原本店と俺コンハウス]