Mini-ITXマザーボードでは初のRADEON 9100 IGP搭載製品となるSocket 478マザーボード「MB870」がIBASEから発売になる予定だ。ただしツクモパソコン本店が、25日(日)に限定1個のみ販売を行なうとしている。予価は31,290円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「MB870」は多くのMini-ITXマザーボードと同様にAGPスロットが非搭載だが、VGA機能統合型チップセットの中では比較的高い性能を持つRADEON 9100 IGPを搭載し、FSB 800MHz/DDR400をサポートするとあって、パフォーマンス重視の小型PCマニアにとっては非常に魅力的な製品だろう。ぺアのIXPにはIXP150を搭載している。
主な仕様は、最大対応CPUクロックが3.2GHz、スロット数がPCI×1、DIMM×1(最大1GB)で、主な機能としてVGA、テレビ出力、5.1チャネル出力対応サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANを装備している。電源コネクタは一般的なSocket 478マザーボードと同様に20ピンATXと4ピンATX12Vを搭載。
FDDとセカンダリIDEのコネクタは標準より小型のタイプだが、それぞれに対応したケーブルが付属している。そのほかの付属品はI/Oシールドパネル、シリアルコネクタ、マニュアル、デバイスドライバ収録CD-ROMなど。なお、同店では対応PCケースは不明としている。
販売数が1個だけのため入手は至難の業だが、同店では5月下旬以降に再入荷する予定としているので、そちらにも期待したいところだ。
□MB870(IBASE Technology)
http://www.ibase-i.com.tw/mb870.htm
| (IBASE MB870) |
[撮影協力: ツクモパソコン本店]