VIA純正の「EPIA」シリーズ以外では珍しいFREETECH製のC3オンボードMini-ITXマザーボードが高速電脳で販売中だ。CLE266チップセットとC3 1.2A GHzを搭載した「P6F169」で、実売価格は22,890円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「P6F169」はファンレス仕様ではなく、動作時に付属のCPUクーラーが必要となるものの、C3で最上位となる1.2A GHzを搭載する点はパフォーマンス重視派にとっては注目だろう。コアは不明だが、CPUの表面からはFSB 133MHz、動作電圧1.4Vといった仕様が読み取れる。ちなみに、3月に単品で登場したC3 1.2A GHzの仕様はFSB 133MHz、動作電圧1.45V。
ただし、基板裏面に厚みのあるCFスロットを搭載している点には要注意。一般的なMini-ITXケースの場合、そのまま取り付けるとCFスロットがマウンタパネルに干渉する可能性が高く、各自で工夫が必要になりそうだ。マニュアルも冊子ではなく簡素なプリントが数枚付属するのみとなっている。また、IEEE 1394の出力用ブラケットが添付されていないため、別途用意する必要がある。
なお、今回の製品は同店いわく「限定1枚入荷のレアもの」とのこと。次回入荷は未定としている。
□FREETECH
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| (FREETECH P6F169) |
[撮影協力: 高速電脳]