【 2004年5月1日号 】
Prescott対応をうたうキューブ系自作PCキットがShuttleから
SB61G2SB61G2
SB61G2SB61G2
SB61G2SB61G2
 Prescottコア搭載Pentium 4への対応をうたったShuttle製Socket 478対応キューブ系自作PCキット「SB61G2 V3.0」が発売となった。CPUクーラーの大型化や電源の容量増強などが特徴だ。実売価格は29,398円~31,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 「SB61G2」のマイナーバージョンアップモデルとなる「SB61G2 V3.0」は、シルバー一色の筐体を採用するなど外観に大きな変化は見られないが、発熱量の多いPrescottへの対策ということもあり、同社キューブ系製品「XPC」シリーズの特色でもあるヒートパイプ採用のファンレスCPUクーラーが若干大型化している。特に筐体背面に位置するヒートシンクの厚みが増しているのが印象的だ。VRM付近のヒートシンクも背の高いタイプを装着している。

 電源は「SB61G2」の200Wから250Wに強化。「XPC」シリーズのオプションパーツとして単品でも販売されている、静音設計の「SilentX」を採用している。

 ただし、最大対応クロックについてはパッケージなどへの記載やアナウンスがなく現時点では不明。

 PrescottはNorthwoodに比べて発熱が大きいため、小型PCケースでの使用をためらう人も少なくなかったが、メーカーが正式に対応をうたっているこの「SB61G2 V3.0」は安心感がある。価格は「SB61G2」よりも数千円高いが、Prescottでキューブ系PCを自作するのであれば最注目の製品だろう。

□Shuttle
http://www.shuttle.com/
□関連記事
【2003年5月31日号】FSB 800MHz対応キューブ系PCデビュー、Shuttleと星野から
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030531/etc_fsb800cube.html
【2004年1月24日】Shuttle製キューブ系PC用の静音250W電源が発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040124/etc.html#sx

 (Shuttle SB61G2 V3.0)

[撮影協力: パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
[前の記事]: Pentium 4 3.20E GHzのリテールパッケージ品が出回る
[次の記事]: Quad Opteronデモ開始、Opteron 848×4に1GBメモリ×10

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2004 Impress Corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp