GIGABYTEのイベント「GIGABYTE EXPO in 秋葉原2004 初夏の陣6.19」がLinux Cafe di PRONTO秋葉原店(ブロックD2-[e2])で行われ、最新マザーボードや未発表製品の展示で注目を集めた。
今回の展示は19日(土)から販売が始まったi925X/i915シリーズ搭載のLGA 775対応マザーボードが中心で、マザーボードや最新PCI Express対応ビデオカードの単体展示のほか、これらとDDR2メモリとのセットでデモを行うコーナーも常設され、まるでIntelの正式発表前にLGA775デビューパーティーを開いたかのような格好となった。
こうした発売直後のLGA775関連製品以外では、ATIが5月に発表した最新統合型Pentium 4用チップセット「RADEON 9100 PRO IGP」を搭載したSocket 478マザーボード「GA-8TRS350MT」も展示され、注目を集めた。このチップセットは従来問題となっていたメモリやUSBの互換性問題が解決され、Serial ATA RAIDコントローラの追加、USB 2.0が8ポートになるといった強化部分もあり、コンパクトなハイパワーPCをつくりたいという人たちには注目の製品だ。
このほか発売前のものとしては、以前にも展示されたキューブ系PC、黒いフロントパネルが特徴のタワー型PC、マルチメディア対応キーボード、無線光学マウス、液晶ディスプレイ、無線LAN製品などの展示が見られた。
この中でユニークなのは無線光学マウスの「GM-W6B」で、これは小さなUSBワイヤレスレシーバーをマウス本体に収納できる構造を採用、持ち歩き用としても使える設計になっているという。なお、このUSBワイヤレスレシーバーは、すでに発売済みのスリムデスクトップ自作PCキット「TA4」のフロント部分に用意されたUSBモジュール収納口にちょうど収まるサイズになっている。発売は近日。GIGABYTEでは、これまでのマザーボードやビデオカードといったPC内部のパーツ以外にも、こうしたマウスやキーボードなどの周辺機器にも力を入れていく方針という。
なお、会場ではもうひとつのアイテムが人気になっていた。GIGABYTEのマスコットキャラクーであるギガバイ子ちゃんの周りに新発売のi925X/i915シリーズ搭載のLGA 775対応マザーボードの型番を記した「ギガバイ子 五輪の書」というポスターをコピーしたものが会場で配布され、特に“ギガバイ子マニア”には好評だったようだ。
□GIGABYTE EXPO in 秋葉原2004 初夏の陣6.19(日本ギガバイト)
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/ivent9.html
□ギガバイ子 五輪の書(日本ギガバイト)
http://www.gigabyte.co.jp/nippon/logo/gorin.jpg
| (GIGABYTE製品) |
[撮影協力: 日本ギガバイト]